文献
J-GLOBAL ID:201702238791542549   整理番号:17A1486330

透明な膨張性難燃性塗料の難燃性と発煙抑制特性に及ぼすナノシリカの影響【Powered by NICT】

Influence of nano-silica on the flame retardancy and smoke suppression properties of transparent intumescent fire-retardant coatings
著者 (5件):
資料名:
巻: 112  ページ: 319-329  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0541C  ISSN: 0300-9440  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
環状りん酸エステル酸(PEA)をリン酸(PA),ペンタエリスリトール(PER)とn-ブチルアルコール(BA)の反応により合成した。ナノシリカは首尾よく異なるナノシリカ含有量を有するSPEAsを得るためにPEAの構造に導入した。PEAとSPEAsの化学構造をFourier変換赤外分光法(FTIR)と~1H核磁気共鳴分光法(~1H NMR)により確認した。合板上に被覆した難燃性コーティングのシリーズは,PEAとSPEAsメラミンホルムアルデヒド樹脂の混合により調製した。透明解析は化学的グラフト化法による皮膜へのナノシリカの導入は被覆中の各元素の均一な分散に起因する透明性の高い度合いを得,走査電子顕微鏡(SEM)とエネルギー分散分光法(EDS)により判断することを示した。皮膜の熱安定性,難燃性及び発煙抑制特性に及ぼすナノシリカの影響をキャビネット法試験,トンネル法試験,コーン熱量計試験,煙密度試験,熱重量分析(TG),FTIR,SEMとEDSで詳細に調べた。結果によれば,皮膜の重量損失,チャー指数,火炎伝播評価,熱放出速度,全熱放出,煙生成速度,全煙放出と特定の光学的密度の値は,ナノシリカの導入,燃焼過程における小さいと膨張性チャー層の形成に起因すると著しく減少することを示した。TGの結果は,ナノシリカの添加により,めっき皮膜の熱安定性と残留量を増加させることを示す。チャー残留物分析は,ナノシリカは,リンとシリコン間に存在する相乗効果に起因する被覆のチャー形成能力,膨張と抗酸化性を増強し,凝縮相における強い遮蔽効果をもたらすことを明らかにした。これらの事実に基づいて,ナノシリカの導入はよりコンパクトで膨張性チャー層の形成を促進することができ,効果的に熱と煙放出を減少させ,それにより塗膜の難燃性と発煙抑制特性を増強した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の原料・補助材料  ,  難燃剤 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る