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J-GLOBAL ID:201702238803057997   整理番号:17A1022951

GC-MSと結合したSPMEを用いた住宅環境大気中のシアン化水素の定量【Powered by NICT】

Determination of hydrogen cyanide in residential ambient air using SPME coupled with GC-MS
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 678-685  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3357A  ISSN: 1309-1042  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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シアン化水素(HCN)は一般に自動車排気ガス,バイオマス燃焼及び工業プロセス金鉱山,農薬生産,化学工業などから大気中に放出される。本研究の目的は,ガスクロマトグラフィー-質量分析(GC MS)と組み合わせた固相マイクロ抽出(SPME)を用いた金鉱山に近い住宅地域の環境大気中のHCN濃度を定量化し,その潜在的な健康リスクを計算した。大気試料を金鉱山から離れた0.1%,1.0%および2.0kmの距離で収集した。全シアン化合物は75μm carbowax/polydimethylsiloxane被覆SPME繊維を用いて抽出し,GC-MSを用いて分析した。キャリブレーション曲線は標準濃度5及び500μgL~( 1)の範囲を用いて構築した。この方法は良好な直線性を示した(r~2=0.999)と正確度(回収率=84 119%),再現性(相対標準偏差<11.5%)とLODは0.16ppbvであった。HCNは0.16~8.56ppbvの範囲の試料の68%で検出された。HCN濃度は1.0~2.0kmでの濃度に比べて金鉱山から0.1km離れた場所で採取した試料で有意に高かった(p<0.05)。空気吸入によるHCNの非発癌リスクを計算したハザード比が1より小さいとして無視できる。本研究で使用した方法は,米国環境保護庁(0.72 ppbv)による長期吸入暴露に対する参照濃度以下であったレベルでの環境HCN濃度を検出するのに十分敏感で,従来の試料調製法と比較して簡単かつより少ない時間消費法を用い,迅速な地域曝露評価を可能にした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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有機化合物の各種分析 

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