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J-GLOBAL ID：201702238838820999   整理番号：17A1199649

探鉱・開発における地質評価技術の高精度化 INPEXイクシスフィールドにおける繰り返し地震探査によるモニタリング有効性評価:パート1

著者 (5件)： 福成徹三 (石油天然ガス・金属鉱物資源機構 石油開発技術本部) ,  KNAPP Levi (石油天然ガス・金属鉱物資源機構 石油開発技術本部) ,  吉松圭太 (石油天然ガス・金属鉱物資源機構 石油開発技術本部) ,  鈴木正義 (石油天然ガス・金属鉱物資源機構 石油開発技術本部) ,  服部達也 (石油天然ガス・金属鉱物資源機構 石油開発技術本部)
資料名： 石油天然ガス・金属鉱物資源機構石油開発技術本部年報
巻： 2016  ページ： 82-85  発行年： 2017年08月31日 
JST資料番号： L0426A  資料種別： 年次報告 (Y)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オーストラリア北西大陸棚イクシスガス田のブリュースター部層を対象にして,繰り返し地震探査(4D Seismic)の手法により,ガス生産に伴う有効応力の増加についてモニタリングが可能かどうか評価した。本パート1ではコアプラグのラボ分析と結果について報告した。また,薄片試料中の微小領域の鉱物量比,砕屑性粒子の粒径分布及び鉱物分析結果についてカソードルミネッセンス(CL)像の解釈とともに示した。薄片から得た分析値をコアプラグの岩石性状と等しいものとしてコア弾性波速度と地質パラメータとの関係を分析した。その結果,弾性波速度に対して,孔隙率が最も強い相関関係を示すことと二次的に粘土鉱物が影響を及ぼすことが分かった。

シソーラス用語： ノーザンテリトリー ,  地震探査 ,  三次元 ,  有効応力 ,  粒度分布 ,  鉱物分析 ,  陰極線ルミネセンス ,  弾性波速度 ,  空隙率 ,  浸透率 ,  粘土鉱物 ,  *海底ガス田 ,  *ガス層 ,  遠隔監視 ,  *コア試験
準シソーラス用語： コア試料 ,  三次元地震探査

分類 (1件)： 油田・ガス田開発  (UA02050L)

引用文献 (4件)：

• Nakanishi, T., Ando, T., Beales, V., Seth, K., Otten, F., and Matsui, H., 2014; The Ichthys Field: challenges of geological modelling for the field development. APPEA Journal 2014, 31-44.
• Tosaya, C., and Nur, A., 1982; Effects of diagenesis and clays on compressional velocities in rocks. Geophysical Research Letters, 9(1), 5-8.
• Han, D., Nur, A., and Morgan, D., 1986; Effects of porosity and clay content on wave velocities in sandstones, Geophysics, 51(11), 2093-2107.
• Klimentos, T., 1991; The effects of porosity-permeability-clay content on the velocity of compressional waves, Geophysics, 56(12), 1930-1939.

タイトルに関連する用語 (10件)： 探鉱 ,  開発 ,  地質 ,  評価 ,  高精度化 ,  繰り返し地震 ,  探査 ,  モニタリング ,  有効性評価 ,  パート