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J-GLOBAL ID：201702238845422601   整理番号：17A1492936

捕食者と被食者のわずかな表現型変異は複雑な捕食者-被食者振動を引き起こす【Powered by NICT】

Slight phenotypic variation in predators and prey causes complex predator-prey oscillations

著者 (3件)： Bengfort Michael (Institute of Environmental Systems Research, School of Mathematics/Computer Science, Osnabrueck University, Barbarastr. 12, 49069 Osnabrueck, Germany) ,  van Velzen Ellen (University of Potsdam, Dept. Ecology and Ecosystem Modelling, Maulbeerallee 2, 14469 Potsdam, Germany) ,  Gaedke Ursula (University of Potsdam, Dept. Ecology and Ecosystem Modelling, Maulbeerallee 2, 14469 Potsdam, Germany)
資料名： Ecological Complexity  (Ecological Complexity)
巻： 31  ページ： 115-124  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1909A  ISSN： 1476-945X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 捕食者-被食者振動は捕食者と被食者の1/4位相遅れを示すことが期待される。しかし,天然または実験的捕食者-被食者系の動力学はしばしばより複雑であった。打撃はほとんど研究された例は,逆位相振動の周期をもつ古典的1/4遅れサイクルの突然の中断,あるいは規則的な捕食者-被食者振動を伴わない期間である。これらの中断は,規則的な1/4遅れ振動に戻っシステム前に限られた時間で起こり,従って間欠サイクルが得られた。この挙動の理由を実験系で明らかにすることは困難であることが多い。ここでは,そのような複雑な動的挙動は,被食者と捕食者の両方でより小さい形質変異および形質の適応の結果であり,経験的測定により捕捉しにくい可能性があることを攻撃率における再発性の小さな変化を引き起こす可能性があるという仮説を試験した。捕食者における形質変動の程度を明示的に制御可能なモデル構造を用いて,攻撃率における10 15%時間的変動をもたらす適応の非常に限られた量はこれらの間欠的動力学を生成するのに十分であることを示した。このようなマイナー変化は実験的捕食者-被食者系に存在する可能性があると,通常の1/4遅れ振動におけるディスラプションを説明するかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 再発 ,  *捕食者 ,  モデル ,  経時変化 ,  *変異
準シソーラス用語： 動的挙動 ,  逆位相 ,  捕食者-被食者系 ,  位相遅れ ,  *捕食者-被食者 ,  表現型変異 ,  *被食者 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 捕食者-被食者サイクル ,  相関係 ,  間欠サイクル ,  適応形質 ,  生態 進化的動態 ,  複雑な動力学

分類 (2件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  生態系  (EE01040P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 捕食者 ,  被食者 ,  表現型変異 ,  捕食者-被食者