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J-GLOBAL ID：201702238876219130   整理番号：17A0492368

カーボンナノドットを含むポリ(N-ビニルカプロラクタム)系複合ミクロゲルの構造および体積相転移挙動

The structure and volume phase transition behavior of poly(N-vinylcaprolactam)-based hybrid microgels containing carbon nanodots

著者 (2件)： Sun Wenhui (The State Key Laboratory of Molecular Engineering of Polymers, Collaborative Innovation Center of Polymers and Polymer Composite Materials, Department of Macromolecular Science and Laboratory for Advanced Materials, Fudan University, Shanghai 200433, China. [e-mail]) ,  Wu Peiyi
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 1  ページ： 127-134  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報はPCND含有量の異なるポリ(N-ビニルε-カプロラクタム-co-ビニルイミダゾール)/重合性カーボンナノドット(P(VCL-co-VIM)/PCND)ミクロゲルの内部構造および体積相転移(VPT)挙動を検討した。純粋のP(VCL-co-VIM)ミクロゲルに比べて複合ミクロゲルは温度上昇に伴い二段階のVPTを生じ,PCNDとの共重合によってコア-シェル(コロナ)構造複合ミクロゲルが生成することを示した。PCND量の変化は体積相転移温度およびミクロゲル内部構造の両者に影響を及ぼした。さらに,FTIRと摂動層間移動窓(PCMW)および二次元相関分光法(2Dcos)分析の組合せによって複合ミクロゲルのシェルとコア(コロナ)構造間のVPT挙動の違いが分子レベルで明らかになった。親水性PCNDに固定した複合ミクロゲルのコア-シェル構造は加熱において高い転移温度を有し,追加のPCND架橋剤によって,より緊密な構造を持っていた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *ポリビニルイミダゾール ,  *共重合体 ,  *ミクロゲル ,  *体積相転移 ,  温度依存性 ,  コアシェル構造 ,  *スペクトロスコピー ,  赤外吸収スペクトル ,  転移温度 ,  透過型電子顕微鏡 ,  動的光散乱 ,  スペクトルシフト ,  FTIRスペクトル ,  熱応答性高分子 ,  ラクタム
準シソーラス用語： *二次元相関分光法 ,  固体構造

分類 (2件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08064T)

物質索引 (2件)： N,N′-メチレンジアクリルアミド ,  N-ビニルカプロラクタム

タイトルに関連する用語 (6件)： カーボンナノドット ,  N-ビニルカプロラクタム ,  系 ,  ミクロゲル ,  体積相転移 ,  挙動