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J-GLOBAL ID：201702238927408534   整理番号：17A0385955

金ナノ粒子の動力学および熱力学のための神経回路網ポテンシャル

Neural network potentials for dynamics and thermodynamics of gold nanoparticles

著者 (3件)： Chiriki Siva (Discipline of Chemistry, Indian Institute of Technology (IIT) Indore, Madhya Pradesh 453552, India) ,  Jindal Shweta (Discipline of Chemistry, Indian Institute of Technology (IIT) Indore, Madhya Pradesh 453552, India) ,  Bulusu Satya S. (Discipline of Chemistry, Indian Institute of Technology (IIT) Indore, Madhya Pradesh 453552, India)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 146  号： 8  ページ： 084314-084314-16  発行年： 2017年02月28日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属ナノ粒子の動的および熱力学的特性の理解のためにはナノ粒子の静的および構造的予測を超えた研究が必要である。動的特性の正確な記述はナノ粒子のサイズに応じて計算的負荷が大きくなり得る。本報は金ナノ粒子の詳細な分子動力学シミュレーションのために,量子力学的あてはめによる原子的神経回路網ポテンシャルの使用を実証した。サイズ選択的な金ナノ粒子(Au_n,17≦n≦58)の全体的最適化の実行によりあてはめポテンシャルをテストした。Au₁₇,Au₃₄,Au₅₈について正準(NVT)およびミクロ正準(NVE)アンサンブルにおける分子動力学シミュレーションを個別のナノ粒子の全シミュレーション時間約3nsにより行った。NVTおよびNVEの両アサンブルに基づいて,融解転移近傍では固体類似相および液体類似相の動的共存を示唆した。グローバル極小構造から0.5eV低い異性体の組について有限温度における確率を推定した。Au₁₇およびAu₅₈の場合には室温におけるグローバル極小構造を用いて特性を推算できるのに対し,Au₃₄の場合にはグローバル極小構造は低温においても支配的構造ではなかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *原子間ポテンシャル ,  計算機シミュレーション ,  *神経回路網 ,  粒度依存性 ,  密度汎関数法 ,  温度依存性 ,  熱容量 ,  核間距離
準シソーラス用語： *クラスター構造 ,  *金ナノ粒子 ,  分子動力学シミュレーション ,  粒径依存性

分類 (4件)： 原子間相互作用  (BH04020U) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  物理化学一般その他  (CB01030T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 金ナノ粒子 ,  動力学 ,  熱力学 ,  神経回路網 ,  ポテンシャル