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文献
J-GLOBAL ID:201702238930736067   整理番号:17A0633088

界面障壁層としてPEDOT:PSSを付加することによるゲスト-ホスト型電気光学ポリマーにおける電気光学効果の増大

Increased electro-optic effect in a guest-host electro-optic polymer by adding PEDOT:PSS as an interfacial barrier layer
著者 (4件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 045503,1-9  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: D0538C  ISSN: 2040-8978  CODEN: JOOPCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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光導波路用の薄膜材料は,光損失が少なく,均質性が優れ,光散乱を防止するための滑らかな界面を持つ必要がある。ポリマー系の活性フォトニック材料は無機材料から成る材料よりも優れた性能を持つ。ゲスト-ホスト型電気光学(EO)ポリマーにドープされた発色団は一般的に非線形光学特性を持つ。この分極は,通常,ポリマーのガラス転移温度において,強い静電場を使用することによって形成される。 この技術はポーリングと呼ばれている。EOポリマー導波路におけるポーリングに関する主な制約は,ポーリングの過程におけるEOデバイスを通る一様なポーリング電場を引き起こす膜欠陥,不純物,およびボイドによって誘起される絶縁破壊の危険性である。更に,EOポリマー,金属酸化物,および電極金属のような層間の界面が重要な役割を果たす。本稿では,界面障壁層としてPEDOT:PSSを付加することによるゲスト-ホスト型EOポリマーにおける電気光学効果の増大に関する研究結果を報告する。PEDOT:PSSの優れた光学品質は,エリプソメトリック法に基づく正確なEO測定に有用である。実際,PEDOT:PSS層またはAu電極による光損失を避けるために導入した厚さが4μmのゾル-ゲル法で合成したシリカ下部のクラッドが十分に厚いため,PEDOT:PSSの光損失は導波路の光損失に影響しない。しかし,ゾル-ゲル法で合成したシリカおよびTiO2と比較して,PEDOT:PSSのより高い伝導率およびより高い誘電率がポーリング過程における正孔注入を抑制し,空間電荷蓄積の制限に寄与することが分かった。また,PEDOT:PSSによるITO表面の平滑化が,高いポーリング電圧下におけるデバイスを保護し,それによって早期の絶縁破壊を防止できることが判明した。
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電気光学効果,磁気光学効果 

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