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J-GLOBAL ID:201702238958132041   整理番号:17A1166828

局所進行直腸癌における術前化学放射線療法に対する抵抗性における核β-カテニンの役割の可能性【Powered by NICT】

Possible role of nuclear β-catenin in resistance to preoperative chemoradiotherapy in locally advanced rectal cancer
著者 (7件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 227-237  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2598A  ISSN: 0309-0167  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:β-カテニン情報伝達は,上皮間葉移行(EMT)/癌幹細胞(CSC)特性の調節に関与する。本研究の目的は,直腸癌患者におけるネオアジュバント化学放射線療法,特にEMT/CSC特徴との関連に関係する抵抗性におけるβ-カテニンの役割を調べることであった。【方法】と結果:結腸癌細胞株に加えて,局所的に進行した直腸癌の109例を検討した。前処理生検試料中の核β-カテニン蓄積は,切除した直腸癌における化学放射線療法の治療効果と逆相関した。切除腫瘍では,核内β-カテニンはE-カドヘリン減少および増加Snail発現とEMT様病変,CSC関連マーカーの発現と共に観察された。EMT様病変も非EMT病変と比較して,アポトーシスおよび細胞増殖の有意な減少を示した。STK2における結腸癌細胞株のin vitro培養は核β-カテニン蓄積と共にEMT/CSC特性を誘導するのに十分であった,ドキソルビシン処理に対する細胞増殖と抵抗性の阻害を示した。【結論】細胞核β カテニン蓄積は,局所進行直腸癌における化学放射線抵抗性に寄与し,おそらくEMT/CSC特性の調節を介して可能性がある。添加では,前処理生検試料中の核β-カテニンである直腸癌患者における化学放射線療法の有効性の予測に有用である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  腫ようの治療一般 
物質索引 (1件):
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