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J-GLOBAL ID:201702239019643613   整理番号:17A0362191

海馬サイクリンD1発現は老齢マウスにおけるセボフルラン曝露後の術後認知機能障害に関与する【Powered by NICT】

The hippocampal cyclin D1 expression is involved in postoperative cognitive dysfunction after sevoflurane exposure in aged mice
著者 (7件):
資料名:
巻: 160  ページ: 34-40  発行年: 2016年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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増加している証拠は,麻酔薬によって誘発される認知障害と神経細胞アポトーシスはタウ蛋白質の過剰リン酸化異常のために示唆されているが,詳細な機構は不明のままである。高齢マウスおよびニューロンは2.5%セボフルランに2時間暴露した。加齢マウスの空間学習能力は,Morris水迷路で試験した。神経細胞死,タウ蛋白質と細胞周期関連因子(サイクリンD1,p27)の変化は,ウエスタンブロット分析を用いて測定した。DNA合成に対するセボフルラン曝露の影響を免疫蛍光染色を用いて試験した。セボフルランは高齢マウスの空間学習能力を有意に低下することを見出した。添加では,総タウ蛋白質りん酸化タウ蛋白質,カスパーゼ-3およびサイクリンD1ではなく,p27Kip1は海馬における劇的に増加した。in vivo研究からの結果と一致して,セボフルランはサイクリンD1の発現と培養海馬ニューロンにおけるBrdu陽性ニューロンを有意に増加させた。サイクリンD1の増強はタウの過剰リン酸化の薬理学的阻害により部分的に逆転した。著者らの結果は,サイクリンD1過剰発現は細胞周期再突入とセボフルラン曝露後の術後認知機能障害の欠損を介してニューロンアポトーシスをもたらす可能性があることを示唆した。著者らの研究は,麻酔薬曝露による術後認知機能障害の根底にある機構の現在の理解を改善するであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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神経の基礎医学 
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