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J-GLOBAL ID：201702239020136632   整理番号：17A1707258

小腸INT407細胞に対する下垂体アデニル酸シクラーゼ活性化ポリペプチドの影響【Powered by NICT】

Effects of pituitary adenylate cyclase activating polypeptide on small intestinal INT 407 cells

著者 (11件)： Illes A. (Department of Anatomy, MTA-PTE PACAP Research Team, Centre for Neuroscience, University of Pecs, Hungary) ,  Illes A. (1st Department of Internal Medicine, University of Pecs, Hungary) ,  Opper B. (Department of Anatomy, MTA-PTE PACAP Research Team, Centre for Neuroscience, University of Pecs, Hungary) ,  Reglodi D. (Department of Anatomy, MTA-PTE PACAP Research Team, Centre for Neuroscience, University of Pecs, Hungary) ,  Kerenyi M. (Medical Microbiology and Immunology, University of Pecs, Hungary) ,  Czetany P. (Department of Anatomy, MTA-PTE PACAP Research Team, Centre for Neuroscience, University of Pecs, Hungary) ,  Boronkai A. (Oncotherapy, University of Pecs, Hungary) ,  Schafer E. (Department of Gastroenterology, Medical Centre, Hungarian Defence Forces, Budapest, Hungary) ,  Toth G. (Medical Chemistry, University of Szeged, Hungary) ,  Fabian E. (Department of Anatomy, MTA-PTE PACAP Research Team, Centre for Neuroscience, University of Pecs, Hungary) ,  Horvath G. (Department of Anatomy, MTA-PTE PACAP Research Team, Centre for Neuroscience, University of Pecs, Hungary)
資料名： Neuropeptides  (Neuropeptides)
巻： 65  ページ： 106-113  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0895A  ISSN： 0143-4179  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 下垂体アデニル酸シクラーゼ活性化ポリペプチド(PACAP)は消化管を含む神経系と末梢器官の両方で広範囲な分布を持つ内因性神経ペプチドである。腸機能に対する作用を発揮することが示され,主に腺分泌と運動性に影響を与えている。PACAPは細胞型と刺激に依存して細胞生存に対するいくつかの異なる効果を有していた。小腸上皮細胞に及ぼすその影響はまだ解明されていないため,本研究の目的は,種々の有害刺激に対する高ターンオーバー(INT 407)を有する腸上皮細胞に及ぼすPACAPの影響を調べることであった,酸化ストレス,in vitro低酸素とガンマ線照射である。をMTTアッセイを用いて,増殖及び細胞生存に及ぼすPACAPの影響を調べた。さらに,腫瘍学アレイにより評価した種々の癌関連因子。PACAPはINT407細胞の増殖速度に影響しなかった。その細胞生存増強効果は酸化ストレスに対してではなく,in vitro低酸素またはガンマ線照射に対する検出することができた。クローン原性生存アッセイは,ガンマ線照射に曝露された細胞のコロニー形成能に及ぼすPACAPの影響を解析した。驚いたことに,PACAPは照射によって誘起されたクローン形成能減少を促進した。ERK1/2リン酸化のウェスタンブロット分析は,分子的背景に関するさらなる情報を得るために行った。著者らのデータは,照射を受けた細胞におけるPACAPのホスホ-ERK1/2抑制を示した。さらに,酸化ストレスに対する内因性PACAPの役割もADCYAP1低分子干渉RNAトランスフェクションを調べた。トランスフェクションINT407細胞における酸化ストレスに対する内因的に存在するPACAPの保護的役割を示唆しないサイレンシングと細胞を受けた細胞間の細胞脆弱性における有意差を認めた。要約すると,PACAPは適用したストレッサーに依存してINT407細胞における相反する効果を発揮することができる,細胞家庭におけるその調節的役割を示唆していると思われる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ウェスタンブロット法 ,  PACAP ,  *小腸 ,  in vitro実験 ,  siRNA ,  *アデニル酸シクラーゼ ,  神経ペプチド ,  リン酸化 ,  トランスフェクション ,  *ポリペプチド ,  *脳下垂体 ,  γ線照射 ,  クローン ,  酸化ストレス
準シソーラス用語： 細胞生存 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： INT407 ,  細胞保護作用 ,  細胞生存 ,  照射 ,  遺伝子サイレンシング

分類 (1件)： 生理活性ペプチド  (EB08100U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 小腸 ,  細胞 ,  下垂体 ,  アデニル酸シクラーゼ ,  活性化 ,  ポリペプチド