文献

J-GLOBAL ID：201702239036514168   整理番号：17A1703119

ナノ流体の熱伝導率と粘度:最近の分子動力学研究のレビュー【Powered by NICT】

Thermal conductivity and viscosity of nanofluids: A review of recent molecular dynamics studies

著者 (4件)： Jabbari Fatemeh (Faculty of Mechanical Engineering, Semnan University, Semnan, Iran) ,  Rajabpour Ali (Mechanical Engineering Departments, Imam Khomeini International University, Qazvin, Iran) ,  Rajabpour Ali (School of Nano-Sciences, Institute for Research in Fundamental Sciences (IPM), Tehran, Iran) ,  Saedodin Seifollah (Faculty of Mechanical Engineering, Semnan University, Semnan, Iran)
資料名： Chemical Engineering Science  (Chemical Engineering Science)
巻： 174  ページ： 67-81  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0254A  ISSN： 0009-2509  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ流体の熱伝達促進は,過去10年間に魅力的で多くの理論的および実験的研究の主題となった。ナノ流体特性を調べるために用い理論的アプローチのうち,分子動力学(MD)シミュレーションは,ナノ流体の熱物理的性質をシミュレートして調査するため広く使用されている一般的な計算技術である。本論文では,ナノ流体の熱物理特性に関して実施したMD研究を概説し,考察し,ナノ流体の工業的応用のための二つの重要な因子としての熱伝導率とずり粘度を考慮した。本研究では,これらのパラメータを計算するために異なるMD法を導入した後,ナノ粒子,ナノ流体温度,ナノ粒子のBrown運動,熱伝導率の観点からナノ粒子の形状とサイズの体積分率とナノ流体の粘度を含む種々の影響を分類し,レビューした。粘度はナノ流体の熱伝導率よりもより少ない程度にしか研究されている。著者らのレビューにおいて,著者らは,ナノ流体に関する以前のMD報告間の類似点と相違点を指摘し,将来の研究のための関心のあるギャップと潜在的アイデアを強調した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ずり粘度 ,  *粘度 ,  シミュレーション ,  体積率 ,  *分子動力学 ,  熱伝達 ,  *熱伝導率 ,  伝熱促進 ,  ナノ粒子 ,  計算機シミュレーション ,  Brown運動 ,  形態
準シソーラス用語： 分子動力学シミュレーション ,  熱物性 ,  実験研究 ,  *ナノ流体 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Nanofluid ,  Nanoparticles ,  熱伝導率 ,  ずり粘度 ,  分子動力学シミュレーション ,  強化された熱伝達

分類 (1件)： 装置内の伝熱  (XD01030U)

タイトルに関連する用語 (6件)： ナノ流体 ,  熱伝導率 ,  粘度 ,  分子動力学 ,  研究 ,  レビュー