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J-GLOBAL ID:201702239058461193   整理番号:17A1102486

ジフタミド生合成での非従来型ラジカルS-アデノシルメチオニン酵素類による基質依存的切断部位選択

Substrate-Dependent Cleavage Site Selection by Unconventional Radical S-Adenosylmethionine Enzymes in Diphthamide Biosynthesis
著者 (8件):
資料名:
巻: 139  号: 16  ページ: 5680-5683  発行年: 2017年04月26日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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S-アデノシルメチオニン(SAM)は,3つの異なるC-S結合をもつスルホニウムイオンを有し,一般のラジカルSAM酵素は,[4Fe-4S]クラスタを用いてSAMのアデノシン基のC5′-S結合を均質に切断し,様々な下流の化学反応を触媒する5′-デオキシアデノシルラジカルを生成する。本研究では,SAMの構造を変化させることにより,第3のC-S結合を切断してスルホニウム硫黄に変換するようにラジカルSAM酵素を調節することができることを示す。脱カルボキシルSAM類似体(dc-SAM)を基質として用いた。ラジカルSAM酵素である古細菌Pyrococcus horikoshi由来ジフタミド生合成蛋白質PhDph2は,dc-SAMのC(メチル)-S結合を切断すること,その活性は[4Fe-4S]+クラスタの存在に依存することが分かった。電子-核二重共鳴(ENDOR)と質量分析を用いた解析から,ラジカルSAM酵素中の[4Fe-4S]クラスタはSAMまたはSAM類似体中の3種のC-S結合のうちの何れかを切断するように調節できることが分かった。ラジカルSAM酵素は,基質に依存してFeベースの一電子移動反応からS-ベースの二電子移動反応に切替可能なことを実証した。Fe-Sクラスタの多様な反応性の実例を提供する。
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酵素一般  ,  分解反応  ,  光化学反応,ラジカル反応  ,  生化学的分析法 
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