文献
J-GLOBAL ID:201702239066482879   整理番号:17A1150550

物質に結合した自己双対Ashtekar重力の球対称セクター:ホロノミー補正を伴うアノマリフリー拘束代数

Spherically symmetric sector of self-dual Ashtekar gravity coupled to matter: Anomaly-free algebra of constraints with holonomy corrections
著者 (3件):
資料名:
巻: 96  号: 2,Pt.B  ページ: 026002.1-026002.17  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: D0748A  ISSN: 2470-0010  CODEN: PRVDAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
自己共役Ashtekar変数を用い,ループ量子重力の(有効理論レベルでの)球対称還元模型を,真空の場合とスカラー場に結合した場合の両方で調べた。実変数Ashtekar-Barbero定式化の枠組みでは,球対称重力に結合した系に一度局所(点ごと)ホロノミー補正が導入されれば,(量子)拘束代数が閉じず,この模型のループ量子化においていくつかの障害がもたらされることが知られている。さらに,真空の場合,異常ではないものの,深量子領域において計量の有効符号変化を示唆する修正が導入される。このような現象は,計量構造の喪失および含まれる偏微分方程式の双極型から楕円型への変化など劇的な変化を導く。この論文では,これらの複雑さは自己共役Ashtekar変数を用いれば,真空の場合にもスカラー場にミニマルに結合した重力の場合にも消え去ることを示した。すなわち,球対称重力に結合したスカラー場の共変性を保つことができ,実変数場の場合のno-go定理を回避し,ホロノミー補正を伴う修正拘束代数が閉じることを示した。したがって,この系に対してアノマリフリーな拘束代数を得ることが可能で,どのような変形も伴なうことなく,厳密に一般相対論の古典的超平面変形代数を再現できることを示した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
一般相対論及び重力理論  ,  場の理論一般 

前のページに戻る