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J-GLOBAL ID:201702239099814216   整理番号:17A0590449

多重荷電分子クラスタ中のCoulomb分裂: 実験と理論

Coulomb fission in multiply charged molecular clusters: Experiment and theory
著者 (5件):
資料名:
巻: 146  号: 16  ページ: 164302-164302-10  発行年: 2017年04月28日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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3種類の多重荷電分子クラスタの系列として,(C6H6)nz+(ベンゼン),(CH3CN)nz+(アセトニトリル)および(C4H8O)nz+(テトラヒドロフラン)(ここで電荷zは3または4)を,電荷不安定限界近傍での挙動パターンを同定する目的で調べた。実験から,約10-4sの時間スケールでは,限界近傍のイオンは,荷電フラグメントのサイズでは観測経路が著しく非対称性を示し,全て1.4から2.2eVの間の運動(放出)エネルギーのCoulomb分裂を生じることがわかった。正確な運動エネルギーを,実験で記録したピークプロファイルの計算機シミュレーション,および誘電材料の荷電粒子が互いにどのように相互作用するか記述するために形式化した理論を用いたモデルの結果を用いて決定した。分離したフラグメント間の静電相互作用エネルギーの計算値から,測定運動エネルギーに対する正確な説明が得られ,+4イオンが2個の+2フラグメントではなく,+3および+1生成物へと分離するとの結論も支持された。この理論と実験の緊密な整合により,過剰電荷の著しい部分がフラグメントイオンの表面上に位置するという仮定が確認された。多重荷電クラスタのフラグメンテーションパターンに見られる高度の非対称性は,部分的には,観測実施中の時間窓で生じた限界に起因すると推定した。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子化合物  ,  原子・分子のクラスタ  ,  分子間相互作用  ,  質量スペクトル(分子) 

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