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J-GLOBAL ID:201702239099992202   整理番号:17A0999305

イリノテカンは結腸直腸癌細胞における線維芽細胞成長因子受容体3の発現,イリノテカン誘発アポトーシスを緩和することを上方制御する【Powered by NICT】

Irinotecan Upregulates Fibroblast Growth Factor Receptor 3 Expression in Colorectal Cancer Cells, Which Mitigates Irinotecan-Induced Apoptosis
著者 (12件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 332-339  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2898A  ISSN: 1936-5233  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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背景:イリノテカン(IRI)は,結腸直腸癌(CRC)療法の不可欠な部分であるが,応答速度は不満足と耐性機序は未だ十分に理解されていない。線維芽細胞成長因子受容体3(FGFR3)は,CRCにおいて重要な生存シグナルを仲介するので,IRIに対する内因性耐性を引き起こす候補遺伝子である。【方法】著者らはFGFR3を過剰発現している細胞株モデルをIRI応答に及ぼす受容体の影響を研究した。経路遮断では,ドミナントネガティブ受容体変異体と小分子キナーゼ阻害剤を用いた。【結果】IRI曝露は細胞培養及び異種移植腫瘍の両方でFGFR3とその配位子FGF8及びFGF18の発現を誘導した。CRC細胞モデルにおけるFGFR3緩和IRIに誘発されるアポトーシスの過剰発現が,これは薬物自体は生存応答を活性化することを示唆した。細胞レベルでは,抗アポトーシス蛋白質bcl-xlはアップレギュレートされ,カスパーゼ3活性化は阻害された。IRI(国際標準電離層)のためのドミナントネガティブ受容体変異体を用いた増感細胞を標的とするFGFR3シグナル伝達。さらに,FGFR阻害剤PD173074はin vitroで化学療法薬と大幅に強化されたIRIに誘発されるカスパーゼ3活性と相乗的に作用した。in vivoでは,PD173074はIRI処理腫瘍の成長を強く阻害した。【結論】まとめると,これらの結果はFGFR3ターゲティングはCRC患者におけるIRI応答を増強するための有望な戦略であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  細胞生理一般 
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