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J-GLOBAL ID:201702239147297452   整理番号:17A1410298

コミュニケーション: 拡張貯留層シミュレーションにおける緩和制限電子電流

Communication: Relaxation-limited electronic currents in extended reservoir simulations
著者 (3件):
資料名:
巻: 147  号: 14  ページ: 141102-141102-5  発行年: 2017年10月14日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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開放系アプローチは,ナノスケールと分子電子デバイスにおける電荷輸送のシミュレーションにおいて牽引力を得ている。特に,明示的な貯留層の自由度が存在する,「拡張貯留層」シミュレーションによって,実時間および定常状態の両特性の計算が可能になるが,拡張した貯留層の緩和を必要とする。この緩和の強さγはコンダクタンスに影響し,化学反応速度におけるKramersターンオーバーに類似する「ターンオーバー」挙動を生じる。筆者らは,強弱の緩和限界に対する明示的,一般的な表式を導出した。弱い緩和に関しては,コンダクタンスはγとともに直線的に増加し,全明示的システムのすべての電子状態は,2つの拡張貯留層領域における「減少」量に従って電子電流に寄与する。本質的に,これは緩和をもたらす暗黙の貯留層との各界面において1つの,連続した2つの導体である。強い緩和に関しては,同じ関数形をもつ「二重」表現に帰着するが,今度は1/γに比例し,関心のある電子状態のシステムに依存し,強い緩和が拡張貯留層中に電子を局在化することを反映している。周波数スペクトルにギャップがある場合に高次の挙動(例えば,γ2あるいは1/γ2)が起こり得る。さらに,周波数間隔の不均一性は,擬似平坦レジームを引き起こし得る。これらの知見は,数値シミュレーションの診断および緩和影響の理解への物理的に動機づけられたアプローチを与え,著者らは単純なモデルおよび現実的なゆらぎのあるグラフェンナノリボンの両方でのそれらの生起を調べた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子の電子構造  ,  電子輸送の一般理論 

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