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J-GLOBAL ID:201702239222496175   整理番号:17A0216939

住宅の熱環境に与える屋根形態の影響について

INFLUENCE OF ROOF FORMS ON INDOOR THERMAL ENVIRONMENT OF RESIDENTIAL BUILDING
著者 (1件):
資料名:
号: 732  ページ: 149-156  発行年: 2017年02月28日 
JST資料番号: L4761A  ISSN: 1348-0685  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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住宅の温熱環境に関して,屋根形態が小屋裏気温に及ぼす影響を研究した。設置方位や勾配を変化させた片流れ及び切妻の屋根模型を作製し,小屋裏気温を長期計測した。屋根面における熱収支に基づいて小屋裏気温を推定して実測値と比較し,屋根形態の影響,地域差を数値シミュレーションした。その結果,1)切妻屋根の方が片流れ屋根よりも,また屋根勾配が小さい方が小屋裏気温が高く,屋根方位の影響は少ないこと,2)推定小屋裏気温は実測値と良好に一致すること,3)屋根形態に伴う小屋裏気温の地域差は日射量と風速の影響が大きく,屋根勾配と小屋裏気温の関係傾向は冬季より夏季の方が顕著なこと,等の知見を得た。
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分類 (1件):
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建築環境一般 
引用文献 (14件):
  • 1) 齊藤郁雄:住宅の熱環境に与える屋根形態の影響について, 日本建築学会九州支部研究報告, 第52号, pp. 261-264, 2013.3
  • 2) 齊藤郁雄, 梅木:住宅の熱環境に与える屋根形態の影響について その2屋根形態に対する小屋裏気温の地域特性, 日本建築学会九州支部研究報告, 第55号, pp. 101-104, 2016.3
  • 3) 須貝高ほか3名:小屋裏換気と断熱通気屋根の遮熱・排熱効果, 日本建築学会大会学術講演梗概集, D-2, pp. 59-60, 1995.7
  • 4) 坂原弘也ほか3名:既存住宅の断熱・防寒改修効果, 日本建築学会大会学術講演梗概集, 計画系 55, pp. 587-588, 1980.9
  • 5) 赤坂裕, 武田和大:通気層を有する外壁,屋根の遮熱・断熱効果の計算法, 日本建築学会環境系論文集, NO. 595, pp. 33-40, 2005.9
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