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J-GLOBAL ID：201702239227309340   整理番号：17A1553197

健常志願者におけるグルコース負荷後の内皮機能とグルコース代謝に及ぼすコーヒーの急性効果【Powered by NICT】

The acute effect of coffee on endothelial function and glucose metabolism following a glucose load in healthy human volunteers

著者 (5件)： Boon Evan A. J. (Schools of Medicine and Biomedical Science, University of Western Australia, Perth, Western Australia. [e-mail]) ,  Croft Kevin D. ,  Shinde Sujata ,  Hodgson Jonathan M. ,  Ward Natalie C.
資料名： Food & Function  (Food & Function)
巻： 8  号： 9  ページ： 3366-3373  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2339A  ISSN： 2042-6496  CODEN： FFOUAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物ポリフェノールが豊富な食事は内皮機能の改善を介して,部分的に,心血管疾患と2型糖尿病の発生率を低下させることが示唆されている。コーヒーはフェノール酸,クロロゲン酸(CGA)を含むフェノール化合物の豊富な供給源である。研究の目的は,内皮機能,血圧および血中グルコース濃度に及ぼす全飲料としてコーヒーの効果を調べることであった。十二人の健康な男性と女性は無作為化,プラセボ対照,交差試験に動員され,試験した三処理した(i)熱水の200mL中300mg CGAを含む基底カフェイン含有コーヒーの18g,(ii)熱水の200mLの287mg CGAを含む脱カフェインコーヒーの18g,および(iii)200mL熱水(対照)。処理飲料を2回消費され,二時間は別として,75gグルコース負荷と同時に消費される二飲料であった。血圧を記録したと指先を針で突いグルコース試験は時間=0と2時間まで30毎分で行った。,上腕動脈の血流依存性血管拡張反応(FMD)を用いて評価した内皮機能は血漿中硝酸塩/亜硝酸塩と5CGA濃度を測定するために1時間,血液サンプル2時間でで測定した。FMD応答は脱カフェインコーヒーと水群の両方(P<0.001)と比較してカフェイン含有コーヒー群で有意に高かった。脱カフェインコーヒーと水の間のFMD応答に有意差はなかった。血液グルコース濃度と血圧は,三治療群間で異ならなかった。結論として,カフェイン含有コーヒーの摂取は内皮機能の有意な改善をもたらしたが,グルコース代謝または血圧に関する利点の証拠はなかった。機構はまだ解明されていないが結果は全飲料としてコーヒーは内皮機能を改善する可能性があること,またはカフェインはFMDを改善するための原因であるコーヒーの成分であることを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *内皮 ,  心血管疾患 ,  フェノール類 ,  2型糖尿病 ,  血漿 ,  交差試験 ,  血圧 ,  *コーヒー ,  男性 ,  硝酸塩 ,  血糖 ,  治療法 ,  女性 ,  ラクタム ,  中枢興奮薬 ,  ウレア化合物 ,  ヘキソース ,  アルドース

分類 (2件)： アルカロイドし好飲料  (FJ06030D) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (2件)： カフェイン ,  グルコース

タイトルに関連する用語 (5件)： 健常志願者 ,  グルコース ,  内皮 ,  グルコース代謝 ,  コーヒー