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J-GLOBAL ID：201702239248827705   整理番号：17A1472785

Redash+SQL勉強会で業務改善!エンジニア任せにしないデータ分析の基盤作り

著者 (1件)： 星直史 (ピクスタ)
資料名： Software Design  (Software Design)
号： 325  ページ： 80-94  発行年： 2017年10月18日 
JST資料番号： L3952A  ISSN： 0916-6297  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ピクスタ(株)ではエンジニアの比率が20%であり,MySQLからのデータ抽出をエンジニアしか行えないためにPDCAを高速に回すことができなかった。本論文では,オープンソースソフトウェアのデータ可視化ツールRedashを導入し,非エンジニアが自らデータの閲覧とクエリの修正を行えるような業務改善の取組みを紹介した。まず,Googleスプレッドシートの値をデータソースに追加する手順を説明し,非エンジニアがデータベースへの接続を考慮する必要なく,ブラウザからアクセスできるのでデータ取得が容易である利点を論じた。次に,取得したデータに適用したいグラフを選択するだけで可視化が容易に行え,作成したグラフをダッシュボードに追加することで他のメンバーと共有できることを説明した。また,Redashには1度作成したクエリをもとにしたクエリを作成するFork機能があり,クエリを再利用できるだけでなく,登録したクエリの定期実行やクエリ文字列からの動的なSQLの組み立てが行えることを論じた。さらに,非エンジニアが自らデータ抽出を行えるようになるために,1)抽出条件に使うカラムの理解,2)JOIN句を用いたテーブル統合を目標とした全4回の勉強会を実施し,Redashの組織全体への浸透を実現した。

シソーラス用語： *SQL【ソフトウェア】 ,  *データ解析 ,  *関係データベース ,  ソフトウェア ,  技術者 ,  ブラウザ ,  質問 ,  情報抽出
準シソーラス用語： *Redash+SQL ,  エンジニア ,  オープンソースソフトウェア ,  クエリー

分類 (3件)： システム・制御理論一般  (IA02010H) ,  データベースシステム  (JD03030U) ,  応用プログラミング言語  (JD03052Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 勉強会 ,  業務改善 ,  エンジニア ,  データ分析 ,  基盤