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J-GLOBAL ID：201702239255595210   整理番号：17A0761776

エナンチオ選択的合成のためのアニオン結合触媒設計

Anion-binding catalyst designs for enantioselective synthesis

著者 (4件)： Visco Michael D. (The Ohio State University, 100 W. 18th St., Columbus, OH 43210, United States) ,  Attard Jonathan (Worcester Polytechnic Institute, 60 Prescott St., Worcester, MA 01609, United States) ,  Guan Yong (Worcester Polytechnic Institute, 60 Prescott St., Worcester, MA 01609, United States) ,  Mattson Anita E. (Worcester Polytechnic Institute, 60 Prescott St., Worcester, MA 01609, United States)
資料名： Tetrahedron Letters  (Tetrahedron Letters)
巻： 58  号： 27  ページ： 2623-2628  発行年： 2017年07月05日 
JST資料番号： E0366A  ISSN： 0040-4039  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 選択した水素結合供与体類はアニオン類の認識によりイオン対の反応を触媒することができる。この作用機序は適切なキラル水素結合供与体を適用するとエナンチオ選択的触媒反応に利用できる。アニオン認識により,エナンチオ選択的アニオン結合触媒は水素結合,一般塩基,π-π,およびπ-カチオンなど多くの非共有相互作用をして高レベルのエナンチオ制御を達成する。アニオン結合触媒は高度の立体選択性を与えるのに必要なこれら非共有相互作用を支援するために戦略的に設計できる。アニオン結合触媒開発に適用した方策は,改良したπスタッキングのためのアレーン置換基促進,単一スカフォードに統合した2つのアニオン結合ユニットの連結,アニオン認識のための官能基種類の拡張,および作用の二官能モードを有するフレームワークの構築などを含んでいる。本要録はアニオン結合触媒開発の進展,複雑な分子構築のための印象的な関連する合成手順などに注目した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *化学合成 ,  立体選択性反応 ,  イオン対 ,  錯体 ,  不斉配位子 ,  不斉触媒 ,  イオン結合 ,  置換基効果 ,  基質 ,  *触媒設計 ,  ウレア化合物 ,  有機硫黄化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  有機ケイ素化合物
準シソーラス用語： アニオン結合 ,  *エナンチオ選択的合成 ,  キラル錯体 ,  スキャフォールド【基質】 ,  チオ尿素誘導体 ,  トリアゾール誘導体 ,  ピロール誘導体 ,  官能基 ,  *有機触媒

分類 (1件)： 環化反応,開環反応  (CF02050I)

タイトルに関連する用語 (3件)： エナンチオ選択的合成 ,  アニオン結合 ,  触媒設計