文献

J-GLOBAL ID：201702239309862113   整理番号：17A1515083

特徴をもつインフラトンポテンシャルの間でのスペクトルとバイスペクトルにおける縮退

Degeneracy in the spectrum and bispectrum among featured inflaton potentials

著者 (7件)： CADAVID Alexander Gallego (ICRANet, Pescara, ITA) ,  CADAVID Alexander Gallego (Universidad de Antioquia, Medellin, COL) ,  CADAVID Alexander Gallego (Kyoto Univ., JPN) ,  ROMANO Antonio Enea (ICRANet, Pescara, ITA) ,  ROMANO Antonio Enea (Universidad de Antioquia, Medellin, COL) ,  ROMANO Antonio Enea (Kyoto Univ., JPN) ,  SASAKI Misao (Kyoto Univ., JPN)
資料名： YITP  (YITP)
号： 17-25  ページ： 16P  発行年： 2017年03月14日 
JST資料番号： L0911B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ある種の特徴をもつインフラトンポテンシャルをもつ単一場インフレーションモデルで,曲率ゆらぎの原始スペクトルとバイスペクトルの縮退を調べる。本報で考察する特徴はポテンシャル形状の不連続的な変化であり,この特徴はポテンシャル形状における不連続性の強さと変化を記述する数個のパラメータによってコントロールされる。この特徴はインフラトンが不連続点を通過するときに地平線から抜け出る共動スケールk=k₀周辺でのスペクトルとバイスペクトルの振動を作り出す。著者等は,スペクトルとスクイーズド極限を含むバイスペクトルのほとんどすべてのコンフィギュレーションとに対する効果が,この特徴を規定する二つのパラメータの関数である単一の量に依存することを見出す。このことは縮退に導く,即ち,インフラトンポテンシャルの異なる特徴が同一の観測上の効果を生み出す。しかしながら,著者等は,バイスペクトルにおける縮退がk=k₀周辺での等辺(equilateral)極限で取り除かれることを見出す。これは,同じスペクトルを与える異なるモデルを識別するために使うことができる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： スカラー場 ,  *インフレーション宇宙 ,  ポテンシャル ,  スペクトル解析 ,  スペクトル ,  高次統計量 ,  ゆらぎ ,  曲率 ,  縮退
準シソーラス用語： *インフラトン ,  バイスペクトル ,  *曲率ゆらぎ

分類 (1件)： 宇宙論  (DB07000D)

引用文献 (48件)：

• Planck, P. A. R. Ade et al., Astron. Astrophys. 571, A16 (2014), arXiv:1303.5076.
• Planck, P. A. R. Ade et al., Astron. Astrophys. 594, A13 (2016), arXiv:1502.01589.
• Planck, P. A. R. Ade et al., Astron. Astrophys. 571, A22 (2014), arXiv:1303.5082.
• Planck, P. A. R. Ade et al., Astron. Astrophys. 594, A20 (2016), arXiv:1502.02114.
• J. Martin, C. Ringeval, and V. Vennin, (2013), arXiv:1303.3787.

タイトルに関連する用語 (3件)： スペクトル ,  バイスペクトル ,  縮退