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J-GLOBAL ID：201702239325788307   整理番号：17A1163117

透析集団におけるC型肝炎の経過に及ぼす医原性鉄過剰症の影響:注意についての口実【Powered by NICT】

Impact of iatrogenic iron overload on the course of hepatitis C in the dialysis population: A plea for caution

著者 (2件)： Rostoker Guy (Division of Nephrology and Dialysis, Hopital Prive Claude Galien, Ramsay-Generale de Sante, Quincy sous Senart, France) ,  Vaziri Nosratola D. (Division of Nephrology and Hypertension, University of California, Irvine, California, USA)
資料名： Hemodialysis International  (Hemodialysis International)
巻： 21 Suppl S1  ページ： S68-S77  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2596A  ISSN： 1492-7535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 約一億七千七百万個体に対応して,世界人口の約2.5%はC型肝炎ウイルス(HCV),小一本鎖RNAウイルスに感染している。2012~2015年の日本,ヨーロッパ及び北アメリカにおける透析患者のHCV感染の罹患率はDOPPS研究で8.7%であることが分かった。血液透析施設における院内HCV蔓延はまだ起こっている。増加した肝臓組織鉄はC型肝炎の経過中の有害な役割を果たし,線維症および肝硬変の発達に有利となり,一般集団における肝臓癌のリスクを上昇させる可能性があることが示されている。,実験室試験(尿毒症モニタリングのための)のためのルーチン採血,尿毒症性腸症に起因する消化管における,血液透析における血液回路内の規則的損失は,患者は一般的に静脈内(IV)鉄製剤で処理した鉄欠乏をもたらした。C型肝炎を伴う血液透析患者におけるIV鉄の影響に関するデータは限られていた(2研究)と強く非経口的鉄は肝細胞障害に寄与する可能性があることを示唆した。医原性鉄過剰負荷が世界的に血液透析集団における非常に一般的である。鉄過負荷と毒性は透析患者の貧血の管理において最も議論の余地のある話題の一つとして出現した。HCVとそれに関連した肝疾患の成長と病原性を促進する鉄の既知の影響を考えると,鉄療法を用いて注意深くと密接にこの脆弱な集団における鉄過負荷を避けるためにMRIを用いて非侵襲的に鉄代謝と肝臓鉄貯蔵の血漿マーカーを監視する必要がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： C型肝炎ウイルス ,  腸疾患 ,  病原性 ,  *透析 ,  血漿 ,  肝硬変 ,  *C型肝炎 ,  血液透析 ,  毒性 ,  肝臓腫瘍 ,  *鉄 ,  日本 ,  患者 ,  尿毒症
準シソーラス用語： 血液透析患者 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： H CV ,  血液透析 ,  肝障害 ,  IV鉄 ,  ferrotoxicity

分類 (2件)： ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y) ,  感染症・寄生虫症の治療  (GD01030D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 透析 ,  集団 ,  C型肝炎 ,  鉄過剰症 ,  注意