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J-GLOBAL ID:201702239364948310   整理番号:17A1379824

うつ病における睡眠障害とキヌレニン代謝【Powered by NICT】

Sleep disturbance and kynurenine metabolism in depression
著者 (7件):
資料名:
巻: 99  ページ: 1-7  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0145A  ISSN: 0022-3999  CODEN: JPCRAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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睡眠障害,炎症および鬱の間の相互関係が報告されているが,これらの条件を結合する分子機構はほとんど知られていない。キヌレニン代謝は炎症とうつ病に関連する重要な機構であると仮定した。炎症はキヌレニン経路を活性化し,3 ヒドロキシキヌレニン(3hk)とキノリン酸(QA),潜在的神経毒性代謝産物の増加に導き,キヌレン酸(KynA),潜在的な神経保護化合物で減少した。キヌレニン代謝産物のバランスのこの相対的な神経毒性シフトは欝病と関連したが,決して睡眠障害について検討した。睡眠障害と68現在うつ病,26以前に欝病および66ないうつ病被験者におけるこの相対的神経毒性シフトを試験した。睡眠障害は,ピッツバーグ睡眠質問票を用いて評価した。キヌレニン代謝産物の血清中濃度は高速液体クロマトグラフィーを用いて測定した。神経保護と神経毒性キヌレニン代謝物の相対的活性を反映すると推定される神経保護指数はKynA/QAとKynA/3HK(一次転帰)として計算した。睡眠障害は,現在抑うつされた群のみで低下KynA/QAと関連していた(未調整ベータ 0.43,p<0.001)。この相関は現在抑うつされた被験者(調整 0.30,p<0.02)における年齢,性別,分析バッチ,ボディマスインデックス,および抑欝症状を調整した後でも有意であった。はどの群の睡眠障害とKynA/3HKの間に有意な関連はなかった。睡眠障害は,現在抑うつされた被験者においてのみ増加しC反応性蛋白質と関連していた(未調整ベータ0.38,p<0.007;調整ベータ0.33,p<0.02)。これらのデータは,変化したキヌレニン代謝は分子睡眠障害やうつ病と関連するかもしれないという仮説を支持する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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神経系の疾患  ,  精神障害  ,  神経の臨床医学一般 
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