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J-GLOBAL ID:201702239377119156   整理番号:17A0036309

ヒト気管支上皮細胞における,グラフェンファミリーのナノ材料(GFNs)の差異のある遺伝毒性およびエピジェネティック毒性効果

Differential genotoxic and epigenotoxic effects of graphene family nanomaterials (GFNs) in human bronchial epithelial cells
著者 (3件):
資料名:
巻: 798-799  ページ: 1-10  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: W2380A  ISSN: 1383-5718  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グラフェンファミリーのナノ材料(GFNs)の広範な応用は,ヒトの健康や環境に対する深刻な問題を引き起こしている。GFNsの遺伝毒性はより多くの注意を引き付けているが,細胞のエピゲノムに対する影響もよく分っていない。GFNsのゲノムに対する影響は一本鎖及び二本鎖のDNA損傷と修復によって評価したが,エピゲノムに対する影響は,全体的なDNAメチル化やメチル化機構の発現をin vitro で,細胞毒性の少ない条件で検討することにより調べた。GFNs-プリスチン(GNP-Prist),カルボキシル化グラフェン(GNP-COOH),アミノ化グラフェン(GNP-NH2),単層酸化グラフェン(SLGO)および少数層酸化グラフェン(FLGO)の5種について解析した。一本鎖DNAに対する損傷効果は,10mg/LにおいてGNP-Prist>GNP-COOH>GNP-NH2>FLGO>SLGOの順であった。GFNsのこのような影響は,DNA修復に対する遺伝毒性によるものであろう。一方,SLGO/FLGOはDNAメチル化を促進し,その他のものは,GNP-COOH>GNP-NH2>GNP-Pristの順で,メチル化を低下させた。他の結果も合わせて,これらの影響は,DNAメチルトランスフェラーゼや脱メチル化酵素などの変動を介することを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  化学物質の毒性一般  ,  高分子の立体構造 

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