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J-GLOBAL ID:201702239385137915   整理番号:17A0793812

florivorousゾウムシとその捕食寄生者のための家畜および野生リンゴ種の差次感受性と適合性【Powered by NICT】

Differential susceptibility and suitability of domestic and wild apple species for a florivorous weevil and its parasitoids
著者 (3件):
資料名:
巻: 141  号:ページ: 285-299  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0584A  ISSN: 0931-2048  CODEN: ZANEAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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作物植物栽培化は草食動物作物とそれらの近縁野生種が経験した害虫圧の違いをもたらすに対する植物の抵抗性を変えることができる。栽培化および野生果樹の草食動物に対する抵抗性を比較するために,栽培されているリンゴMalus domestica及び二種の野生リンゴ種,ヨーロッパクラブアップルM.sylvestrisと外来M.kirghisorumの害虫,florivorousリンゴハナゾウムシAnthonomus pomorum(甲虫類:ゾウムシ科)への直接抵抗と間接抵抗を定量化した。イエバエ(M.domestica)の異なる栽培品種と二種の野生リンゴ種の寄生バチによるゾウムシ寄生と性能(体重,性比),とゾウムシ寄生を測定した。異なるリンゴ種ゾウムシと捕食寄生者の応答を説明するために,窒素含有量,花芽の大きさ,樹皮粗さ,木の大きさ,木の生物気候学と樹木位置を含む樹木特性を定量化した。リンゴ種間のゾウムシ寄生に対する感受性における有意差が見られ,M.domesticaにおける最低侵入(最高リンゴ抵抗)とM.kirghisorumにおける最高感染であった。リンゴ種の適合性も有意に変動した:M.sylvestrisから得られたゾウムシはM.kirghisorumからのものより著しく軽度であった。異なる捕食寄生者種によってA.pomorumの寄生したM.domesticaにおけるよりもM.sylvestrisで有意に高かった。寄生,ゾウムシ量および寄生は樹木特性と正相関していた:芽窒素含有量と樹皮粗さに寄生,ゾウムシサイズ窒素含有量と芽サイズと樹木高さと芽密度への寄生。著者らの研究は,害虫草食動物に対する感受性と適合性だけでなく,拮抗的捕食寄生者のためのリンゴ種間の顕著な差異を明らかにした。直接抵抗は栽培されているリンゴで高くなるように見えたが,捕食寄生者を介した間接抵抗は野生リンゴで明らかに高かった。著者らの知見は,野生および栽培リンゴ樹は,市販のリンゴ品種の抵抗性を最適化するために結合する可能性があることを種々の耐性形質を有することを示唆する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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昆虫・ダニによる植物被害 
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