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J-GLOBAL ID：201702239403003041   整理番号：17A0702506

表面開始原子移動ラジカル重合による陽極酸化アルミニウム膜上への双性イオン高分子ブラシグラフト化【Powered by NICT】

Zwitterionic polymer brush grafting on anodic aluminum oxide membranes by surface-initiated atom transfer radical polymerization

著者 (7件)： Chu Chien-Wei (Department of Applied Chemistry, National Chiao Tung University, Hsinchu 30010, Taiwan. [e-mail]) ,  Higaki Yuji ,  Cheng Chao-Hung ,  Cheng Ming-Hsiang ,  Chang Chun-Wei ,  Chen Jiun-Tai ,  Takahara Atsushi
資料名： Polymer Chemistry  (Polymer Chemistry)
巻： 8  号： 15  ページ： 2309-2316  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2349A  ISSN： 1759-9954  CODEN： PCOHC2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面開始原子移動ラジカル重合(SI ATRP)と閉じ込められたナノ細孔中の高分子鎖成長に及ぼす幾何学的効果による双性イオン重合体-グラフト化陽極酸化アルミニウム(AAO)膜の実現可能な処理を調べた。双性イオンポリ(3-(N-2-メタクリロイルオキシエチル-N,N-ジメチル)アンモナートプロパンスルホネート)(PMAPS)ブラシはホスホン酸エステル基とそれに続くSI-ATRPを開始剤の導入によりAAO膜上に作製した。PMAPSグラフトしたAAO膜は,水滴接触角測定,サイズ排除クロマトグラフィー(SEC),走査電子顕微鏡(SEM),X線光電子分光法(XPS),熱重量分析(TGA),レーザRaman顕微分光法によって特性化した。非結合PMAPSのPMAPSブラシのグラフト収率(Y)と数平均分子量(Mn)との間の線形関係は,直径~200nmのナノ細孔内の空間的閉じ込め下での鎖成長に大きな幾何学的効果ではないことを示した。単量体供給が遅れたためPMAPSブラシがナノ細孔に沿った中心部近傍で減少した。無機ナノ粒子固定化のためのPMAPSグラフト化AAO膜の能力を,イオン交換および還元プロセスを介して金ナノ粒子(AuNP)を用いて実証した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 走査電子顕微鏡 ,  重合体 ,  *移植片 ,  X線光電子分光法 ,  *ブラシ ,  キャラクタリゼーション ,  接触角 ,  単量体 ,  熱重量分析 ,  *双性イオン ,  サイズ排除クロマトグラフィー ,  ナノ粒子 ,  重合開始剤 ,  *高分子ブラシ
準シソーラス用語： ナノ細孔 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 共重合  (CG04030D) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (6件)： 表面開始原子移動ラジカル重合 ,  陽極酸化 ,  アルミニウム膜 ,  双性イオン ,  高分子ブラシ ,  グラフト