抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では3種類のセメントを用いて200°Cから1000°Cまで加熱温度を変化させ,硬化体の化学的変化について検討した。その結果,普通ポルトランドセメントの場合,加熱温度200°Cでカルシウムアルミネート系水和物が分解し,400°Cから600°CではCH量が著しく減少し同時にC-S-Hの構造に変化が見られた。その際に結晶性の物質はほぼ消失しCHやC-S-Hの分解生成物は非晶質であると考えられた。また,800,1000°CにおいてはCaO,β-C
2S,C
4AFの生成を確認した。低熱ポルトランドセメントの場合は普通ポルトランドセメントと同様の傾向が確認されたが,高炉セメントでは1000°Cでイーリマイトの生成が確認された。(著者抄録)