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J-GLOBAL ID:201702239544394612   整理番号:17A1114480

肺せん線維しゅにおける再発性NAB2-STAT6融合遺伝子とエストロゲン受容体α発現【Powered by NICT】

Recurrent NAB2-STAT6 gene fusions and oestrogen receptor-α expression in pulmonary adenofibromas
著者 (21件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 906-917  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2598A  ISSN: 0309-0167  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:肺せん線維しゅは未知の組織発生と無痛性臨床特性による肺の稀な良性線維上皮性腫瘍である。それらの間質は孤立性線維性腫瘍のそれが,腺は葉状様構造に組織化された呼吸上皮で構成されていると類似していた。他のより積極的な胸腔内腫瘍から肺せん線維しゅの鑑別は臨床的に関連している。しかし,それらの生物学は不明である。ここでは,臨床病理学的レベルで肺せん線維しゅを特性化し,それらは類似した形態を有する腫瘍に類似した高度再発性の体細胞遺伝的変化により支持できるかどうかを明らかにすることを試みた。【方法】と結果:七肺せん線維しゅは顕微解剖試料の甲状腺転写因子1(TTF1),ナプシンA,サイトケラチン7,E-カドヘリン,CD99,CD34,CD31,STAT6,エストロゲン受容体(ER),プロゲステロン受容体,アンドロゲン受容体,bcl-2,及びビメンチン,ならびに電子顕微鏡とキャピラリー配列決定のための免疫組織化学的分析を受けるNAB2-STAT6融合遺伝子の存在とそれらの個別部品におけるMED12エキソン2変異を評価した。肺孤立性線維性腫瘍,肺過誤腫と乳房線維腺腫から成る対照群も解析した。肺せん線維しゅの間質要素は線維芽細胞系統に関係する,71%の症例でER過剰発現を示すことを確認したが,上皮はTTF1陽性,E-カドヘリン陽性細気管支要素で構成されている。高頻発するNAB2-STAT6融合変異体(エキソンIVエクソン2)が間質で検出された上皮ではそうではなかった。MED12変異を同定した。【結論】ここでは,肺せん線維しゅは孤立性線維性腫瘍の分子特徴を持つ腫瘍性病変であることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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臨床腫よう学一般 

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