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J-GLOBAL ID:201702239544486120   整理番号:17A0321849

水産物および抗生物質感受性,病原性および分子特性による臨床Vibrio parahaemolyticus分離株の比較【Powered by NICT】

Comparison of Vibrio parahaemolyticus isolates from aquatic products and clinical by antibiotic susceptibility, virulence, and molecular characterisation
著者 (6件):
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巻: 71  ページ: 315-321  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0246A  ISSN: 0956-7135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Vibrio parahaemolyticusは水産食品に見られる一般的な食品媒介病原体であり,ヒト健康に世界的主要脅威を表している。全てではないこの細菌は人間に有害であるが,病原性腸炎ビブリオは常にtdh(熱安定性直接溶血素)またはtrh(TDH-関連溶血素)遺伝子のいずれか,あるいは両方を有している。さらに,抗生物質の過剰な使用は抗菌剤耐性株の発生率の増加に寄与する因子であることが示されている。本研究では,三十一臨床分離株を中国,広東省における250試料から採取した95(38.0%)水産分離株(魚類,n=28;エビ,n=67)と比較検討した。全ての単離菌は抗生物質感受性解析,tdh及びtrh遺伝子の検出,血清型分類及び分子タイピング(ERIC PCR)により研究した。12種の抗微生物剤に対するこれら水産物分離株の抗菌薬耐性パターンが,分離株の大部分はストレプトマイシン(90.53%)に耐性であったことを明らかにした。分離株もアンピシリン(33.68%)およびセファロチン(30.53%)による追跡に抵抗性であった。臨床分離株では,それらはストレプトマイシン(93.55%),アンピシリン(87.10%),セファゾリン(64.52%)に抵抗性であった。全ての単離菌はazitromycin,クロラムフェニコール,シプロフロキサシン,ナリジクス酸に対する耐性を示さなかった。臨床分離株はtdh(100%)とtrh遺伝子(77.42%)陽性であり,水産物分離株のわずか2.11%と28.42%,それぞれの比であった。検出された血清型分類は分離株はO1,O2は,O3,O4及びO11を含み,O3血清型臨床分離株(48.39%)の中で最も一般的であるが,O2(41.05%)は水生成物分離株の最大割合をすることを示した。ERIC-PCRの結果は,分離株(n=126)は八クラスタに分類され,臨床的および水産分離株間の遺伝的変異と関連性を明らかにした示した。本研究では,水産物と臨床分離株の区別を理解するための基礎を提供し,腸炎ビブリオ汚染の制御による食品の安全性を達成するための基本的な情報を得た。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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食品の汚染  ,  動物性水産食品  ,  分子遺伝学一般 

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