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J-GLOBAL ID：201702239603826195   整理番号：17A0991389

アルキンのM-C(M=IrおよびRh)結合への挿入で生成するシクロメタル化錯体の合成,構造および反応性

Synthesis, Structures, and Reactivity of Cyclometalated Complexes Formed by Insertion of Alkynes into M-C (M = Ir and Rh) Bonds

著者 (4件)： SUN Ruichen (Tianjin Normal Univ., Tianjin, CHN) ,  ZHANG Shaowei (Tianjin Normal Univ., Tianjin, CHN) ,  CHU Xiaodan (Tianjin Normal Univ., Tianjin, CHN) ,  ZHU Bolin (Tianjin Normal Univ., Tianjin, CHN)
資料名： Organometallics  (Organometallics)
巻： 36  号： 6  ページ： 1133-1141  発行年： 2017年03月27日 
JST資料番号： E0965A  ISSN： 0276-7333  CODEN： ORGND7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酢酸ナトリウム存在下,[Cp^*MCl₂]₂(M=IrおよびRh)および(1-ナフチル)ジフェニルホスフィン(1),ジイソプロピル(o-メチルフェニル)ホスフィン(2)等をC(sp²)-HまたはC(sp³)結合の分子内活性化によって反応させ,5員環のシクロメタル化イリジウム錯体およびロジウム錯体を得た。これらの錯体は,M-C(sp²)またはM-C(sp³)の二種類の金属-炭素結合をもつ。各種芳香族アルキンによる金属-炭素結合への挿入反応を検討した結果,様々な挿入モードがあることが分かった。1のM-C(sp²)結合のイリジウム錯体の場合は,配位したアルキンがビニリデン転移し,その後1.1-挿入反応するが,1のロジウム錯体の場合は,1,2-挿入反応が支配的であった。一方,2のM-C(sp³)結合のイリジウム,ロジウム錯体の場合は,共に,1,1-挿入反応し,その後,構造異性化した。

シソーラス用語： *アルキン ,  *挿入反応 ,  メタル化 ,  環化反応 ,  *イリジウム錯体 ,  *ロジウム錯体 ,  有機ロジウム化合物 ,  有機イリジウム化合物 ,  *錯体生成 ,  分子構造 ,  *反応性 ,  ホスフィン錯体 ,  カルベン錯体 ,  異性化 ,  脂肪酸 ,  カルボン酸塩
準シソーラス用語： *金属-炭素結合 ,  *シクロメタル化 ,  *配位構造 ,  ジイソプロピル(o-メチルフェニル)ホスフィン ,  ビニリデン錯体

分類 (4件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  有機白金族化合物  (CF09058L) ,  アルキン  (CF03040E) ,  環化反応,開環反応  (CF02050I)

物質索引 (3件)： (1-ナフチル)ジフェニルホスフィン ,  酢酸ナトリウム ,  ジイソプロピル(o-メチルフェニル)ホスフィン

タイトルに関連する用語 (5件)： アルキン ,  Rh ,  シクロメタル化 ,  錯体 ,  反応性