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J-GLOBAL ID:201702239671277740   整理番号:17A1713710

慢性高ショ糖食はマウスにおける線維芽細胞成長因子21産生とエネルギー消費を増加させる【Powered by NICT】

Chronic high-sucrose diet increases fibroblast growth factor 21 production and energy expenditure in mice
著者 (14件):
資料名:
巻: 49  ページ: 71-79  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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過剰な炭水化物摂取はヒトの肥満を引き起こす。一方,実験動物におけるフルクトース,グルコースまたはしょ糖の急性投与は,グルカゴン様ペプチド1(GLP 1)と線維芽細胞増殖因子21(FGF21)のような抗肥満ホルモンの血しょう濃度,体重を減少させることに寄与することを増加させることが示されている。しかし,高ショ糖食を慢性的に与えたマウスにおいてGLP 1とFGF21の分泌と作用は調べられていない。ショ糖摂取の増加に応答して抗肥満ホルモンの役割を明らかにするため,高ショ糖食を与えられたマウス,高澱粉飼料または15週間普通食を分析した。高ショ糖食を給餌したマウスは体重増加に抵抗性を示した,高澱粉飼料または対照飼料を給与したマウスと比較して,エネルギー消費の増加に起因した。血漿FGF21レベルは高ショ糖食を与えたマウスにおける三群の中で最も高いが,GLP-1レベルに有意差は認められなかった。褐色脂肪組織における脱共役蛋白質1(UCP 1),FGF受容体1C(FGFR1c)とβklotho(KLB)mRNAの発現レベルは有意に高しょ糖食を与えたマウスで増加し,FGF21感度とエネルギー消費の増加を示唆した。肝臓および褐色脂肪組織における炭水化物応答要素結合蛋白質(ChREBP)mRNAの発現も,高しょ糖食を与えたマウスで増加した。これらの結果は,肝臓および褐色脂肪組織におけるFGF21生産は高ショ糖食で増加すると体重増加に対する抵抗性に関与していることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  動物の代謝と栄養一般 
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