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J-GLOBAL ID:201702239696600807   整理番号:17A0943651

日本の神岡地下サイトに設置された1500mレーザ歪計の設計と運用

Design and operation of a 1500-m laser strainmeter installed at an underground site in Kamioka, Japan
著者 (9件):
資料名:
巻: 69  号: June  ページ: 69:77 (WEB ONLY)  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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岐阜県神岡市の地下には1500m基線のレーザ歪計が設置され,2016年8月から稼働してきた。レーザ干渉計は,1500m離された2個の真空チャンバ内に収容された2個の再帰反射体1500m間の距離を測定するものである。再帰反射体は,KAGRA重力波望遠鏡のトンネル内の地面に固定されている。高周波安定化レーザが光源として使用され,それは,3×10-13のアラン分散を達成している。操作の開始以来,大きな振幅と時間スケールの変化を伴う地面の動きが検出されてきた。記録された潮汐波形は理論的波形とほぼ一致しているが,しかし,恐らく地形効果のために約13%の振幅のわずかな差が見られる。1500mの歪計に対する観測データの歪スペクトルは,達成された最低背景ノイズがmHz帯域で10-12未満であることを示した。最大で6×10-7までの振幅の地震波が飽和または干渉縞のない状態で観測されてきた。歪計は,優れた分解能,ダイナミックレンジ及び帯域幅性能を備えており,地震,測地,および中間のタイムスケールにおける低周波地震動を観測するための新しい方法を提供するものである。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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測地学 
引用文献 (29件):

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