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J-GLOBAL ID：201702239764412999   整理番号：17A0220142

セルロースナノファイバー 木材屋さんのナノマテリアル

著者 (1件)： 齋藤継之 (東大 大学院農学生命科学研究科)
資料名： 応用物理  (JSAP International)
巻： 86  号： 2  ページ： 144-147  発行年： 2017年02月10日 
JST資料番号： F0252A  ISSN： 0369-8009  CODEN： OYBSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,新規開発したセルロースナノファイバーについて紹介した。開発したセルロースナノファイバーは,高密度かつ規則的な表面カルボキシル基を有しており,末端アミン化したポリエチレングリコールを作用させて,毛虫状構造体を形成した。著者等は,この毛の長さを5から10nm程度まで伸ばすと,疎水性液体に均一孤立分散することを見出した。本セルロースナノファイバーは,プラスチック中で凝集なく,均一に分布して,良好な補強効果を発現した。著者等は,僅か2.5%の複合化した実験により,プラスチックの強度および弾性率が,2倍になり,靱性は4倍に向上することを見出した。

シソーラス用語： *セルロース繊維 ,  *ナノファイバ ,  *ナノ材料 ,  密度 ,  構造 ,  アミン ,  ポリエチレンオキシド ,  繊毛虫類 ,  構造体 ,  ナノ構造 ,  疎水性 ,  液体 ,  分散【dispersion】 ,  プラスチック ,  効果 ,  機械的強度 ,  弾性係数 ,  靱性 ,  カルボキシ基
準シソーラス用語： カルボキシル基 ,  *セルロースナノファイバー ,  *ナノマテリアル ,  高密度 ,  規則構造 ,  ポリエチレングリコール ,  繊毛虫 ,  ナノ構造体 ,  均一分散 ,  補強効果 ,  弾性率

分類 (2件)： 多糖類  (CF10054P) ,  改良木材  (FF05033J)

タイトルに関連する用語 (3件)： セルロースナノファイバー ,  木材 ,  ナノマテリアル