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J-GLOBAL ID：201702239780119633   整理番号：17A0937282

ヒト滑膜線維芽細胞SW982におけるオレウロペイン下方制御されたIL-1β誘導炎症と酸化ストレス【Powered by NICT】

Oleuropein down-regulated IL-1β-induced inflammation and oxidative stress in human synovial fibroblast cell line SW982

著者 (6件)： Castejon Maria Luisa (Department of Pharmacology, Faculty of Pharmacy, University of Seville, Spain. [e-mail]) ,  Rosillo Maria Angeles ,  Montoya Tatiana ,  Gonzalez-Benjumea Alejandro ,  Fernandez-Bolanos Jose Maria ,  Alarcon-de-la-Lastra Catalina
資料名： Food & Function  (Food & Function)
巻： 8  号： 5  ページ： 1890-1898  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2339A  ISSN： 2042-6496  CODEN： FFOUAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 慢性関節リウマチ(RA)は滑膜線維芽細胞(SF)の積極的な過剰増殖を特徴とする慢性および全身炎症性自己免疫疾患である。炎症性メディエーターの産生を介して進行性マトリックス分解,軟骨の破壊と骨びらんを誘導する炎症性免疫細胞の浸潤によるaccompainedである。オレウロペインは,オリーブの葉,種子,パルプおよび未熟オリーブの果皮中の最も一般的なフェノール成分であり,未処理オリーブの特徴的な苦味に関与している。セコイリドイドは十分に立証された薬理学的性質,抗酸化と抗炎症性質を有し,地中海諸国における食品サプリメントとして利用可能である。しかし,今日まで,SFに及ぼすオレウロペインの抗関節炎効果はまだ解明されていない。このように,本研究の目的は,オレウロペインの潜在的影響を調べることで,ヒト滑膜肉腫細胞株(SW982)における炎症性メディエーターと酸化ストレスのIL-1β誘発産生にすることであった。作用の機構へのより良い洞察を得るために,シグナル伝達経路も調べた。細胞生存率はスルホローダミンB(SRB)アッセイを用いて測定した。炎症性サイトカインIL-6,TNF-α,MMP-1とMMP-3の発現をELISAにより評価した。さらに,シクロオキシゲナーゼ(COX)- 2,ミクロソームプロスタグランジンEシンターゼ-1(mPGES 1)およびマイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPKs),核因子カッパB(NF κB),核因子エリスロイド2関連とヘムオキシゲナーゼ-1(HO 1)シグナル伝達経路の蛋白質発現の変化は,ウエスタンブロットにより分析した。オレウロペインはIL-6とTNF-αサイトカイン,MMP-1とMMP-3レベルとmPGES-1とCOX-2過剰発現を減少させる炎症性メディエーターの産生を制御するMAPKおよびNF-κBシグナル伝達経路のダウンレギュレーションとNrf2結合HO-1の誘導を介して抗炎症作用や抗酸化作用を発揮した。このように,オレウロペインはRAの予防と管理のための新しい食事戦略を開発するための基礎を提供する可能性がある。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： TNFα ,  消炎作用 ,  炎症性メディエーター ,  ELISA ,  *インターロイキン1 ,  *ヒト ,  ウェスタンブロット法 ,  シクロオキシゲナーゼ ,  *炎症 ,  NFκB ,  炎症性サイトカイン ,  インターロイキン6 ,  *酸化ストレス ,  酸化防止
準シソーラス用語： 蛋白質発現 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

タイトルに関連する用語 (8件)： ヒト ,  滑膜線維芽細胞 ,  オレウロペイン ,  下方制御 ,  IL-1β ,  誘導 ,  炎症 ,  酸化ストレス