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J-GLOBAL ID:201702239804807272   整理番号:17A0577303

球状圧子を用いた微小硬さ試験による原子炉燃料被覆管ジルカロイ4とM5のPWR環境下酸化皮膜の機械的特性評価

Evaluation of mechanical properties of oxide layers of fuel cladding material Zircaloy-4 and M5 oxidized under PWR condition using Nano indentation with spherical indenter
著者 (6件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 41-47  発行年: 2017年01月15日 
JST資料番号: S0909A  ISSN: 0285-2470  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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加圧水型原子力炉(PWR)においては,スズ,鉄,クロムを含むジルコニウム合金であるジルカロイ4が燃料被覆材として使用されてきたが,近年,長寿命化が期待できるZr-Nb系ジルコニウム合金であるM5などへの段階的な置き換えが進められている。本研究では,ジルカロイ4とM5の耐食性研究の一助とすべく,ジルカロイ4とM5の酸化皮膜の機械的特性について物性値を明らかにすることを目的として実験と解析を行った。本研究ではPWRの水環境を模擬した高温高圧水ループにて行った腐食試験により製作したジルカロイ4とM5の酸化皮膜付き試験片に対して,球状圧子を用いた微小硬さ試験を実施し,その酸化皮膜の性質の差異を評価した。微小硬さ試験の結果に対してカルマンフィルタを用いた逆解析を行い,M5及びジルカロイ4の酸化皮膜の機械的性質を求めたところ,ジルカロイ4の酸化皮膜の加工硬化指数はM5の酸化皮膜より小さく,M5の酸化皮膜はジルカロ.イ4の酸化皮膜と比較すれば延性的であると考えられると結んだ。
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分類 (2件):
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金属の機械的性質  ,  燃料要素 
引用文献 (17件):
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