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J-GLOBAL ID：201702239818300640   整理番号：17A1482050

多発性硬化症患者における疲労に対する薬理学的治療:系統的レビューとメタ分析【Powered by NICT】

Pharmacological treatments for fatigue in patients with multiple sclerosis: A systematic review and meta-analysis

著者 (7件)： Yang Ting-ting (Department of Neurology, The First Affiliated Hospital of Chongqing Medical University, Chongqing, China) ,  Yang Ting-ting (The Second People’s Hospital of Banan District, Chongqing, China) ,  Yang Ting-ting (Chongqing Key Laboratory of Neurobiology, Chongqing Medical University, Chongqing, China) ,  Wang Li (Department of Hematology and Oncology, Chongqing Cancer Institute & Hospital & Cancer Center, Chongqing, China) ,  Deng Xiao-yang (Department of Neurology, The First Affiliated Hospital of Chongqing Medical University, Chongqing, China) ,  Yu Gang (Department of Neurology, The First Affiliated Hospital of Chongqing Medical University, Chongqing, China) ,  Yu Gang (Chongqing Key Laboratory of Neurobiology, Chongqing Medical University, Chongqing, China)
資料名： Journal of the Neurological Sciences  (Journal of the Neurological Sciences)
巻： 380  ページ： 256-261  発行年： 2017年 
JST資料番号： A1131A  ISSN： 0022-510X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多発性硬化症(MS)は,慢性免疫介在性炎症性疾患である。疲労はMS患者の最も一般的な症状であり,>80%の被検者に影響を与えた。医療は疲労を管理するための重要な方法である。現在,多くの薬物がMS疲労の治療で試験したが,これらの薬剤の有効性は不明のままである。PubMed,Embase,Medline,Google Scholar,Cochrane Libraryの利用可能な文献を調べた(2016年8月31日)。検索用語は,多発性硬化症,疲労,投薬治療,アマンタジン,モダフィニル,アスピリン,アセチル-L-カルニチン,ペモリン,4-アミノピリジンおよび無作為化比較試験(RCT)を含んでいた。二人の研究者は,文献の品質を評価する独立に,データ抽出を完了するように求めた。メタ分析はRevMan5.3ソフトウェアを用いて行った。723例を含む11件のRCTが含まれていた。治療効果は,異なるスケールで定量した,Modified Fatigue Impact Scale(MFIS)または疲労重症度スケール(FSS)である。,メタ分析は,モダフィニルはなく,アマンタジンはMSにおける疲労を治療するための効果的であったことを示唆した。さらに,二研究は,L-カルニチンはアマンタジンと同様の治療効果を持つかもしれないことを示唆した。しかし,この知見の信頼性は,限定された試料寸法により大幅に弱まった。さらに,現在のデータはアスピリンまたは4-アミノピリジンを用いたMS疲労の治療は有効であったかどうかを答えることができなかった。最後に,ペモリン以外のすべての薬剤をMS疲労を治療するための比較的安全なことを見出した。現在の限られたデータはアマンタジンがMSにおける疲労症状の治療における比較的十分な証拠を持つ唯一の薬剤であることを示唆した。さらに大きな試料サイズ動員RCT研究は,これらの候補薬物の治療効果を検証するために必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *薬物療法 ,  *システマティックレビュー ,  *多発性硬化症 ,  *メタ分析 ,  投与 ,  *患者 ,  安全性 ,  ランダム化比較試験 ,  *治療法 ,  芳香族化合物 ,  ラクタム ,  酸素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  脂肪酸 ,  芳香族カルボン酸 ,  フェノール類 ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸 ,  スルホキシド ,  向精神薬 ,  カルボアミド ,  脂環式化合物 ,  架橋化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： 臨床効果 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (10件)： 多発性硬化症 ,  疲労 ,  アマンタジン ,  モダフィニル ,  アスピリン ,  アセチル-l-カルニチン ,  ペモリン ,  34 ジアミノピリジン ,  4-アミノピリジン ,  薬理学的治療

分類 (2件)： 免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C) ,  神経系の疾患  (GN03000O)

物質索引 (5件)： 4-アミノピリジン ,  ペモリン ,  アスピリン ,  モダフィニル ,  アマンタジン

タイトルに関連する用語 (6件)： 多発性硬化症 ,  患者 ,  疲労 ,  薬理学的治療 ,  系統的レビュー ,  メタ分析