文献

J-GLOBAL ID：201702239824834302   整理番号：17A1744195

熱酸化安定化過程におけるポリ(アクリロニトリル/イタコン酸/アクリルアミド)の構造進化機構【JST・京大機械翻訳】

資料名： Chinese Journal of Polymer Science  (Chinese Journal of Polymer Science)
巻： 35  号： 8  ページ： 1020-1034  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2566A  ISSN： 0256-7679  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： シンガポール (SGP)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の組成を有するポリアクリロニトリル(PAN)高分子を効率的な水性フリーラジカル重合法によって調製した。ポリアクリロニトリル単独重合体(PAN),ポリ(アクリロニトリル/イタコン酸)[P(AN/IA)]およびポリ(アクリロニトリル/イタコン酸/アクリルアミド)[P(AN/IA/AM)]の熱的性質を,Fourier変換赤外分光法,X線回折,示差走査熱量測定および熱重量分析により詳細に研究した。AMは熱酸化安定化プロセスを開始し,加速する能力を有し,P(AN/IA)とPANと比較してP(AN/IA/AM)における低い開始温度と広い発熱ピークにより確認されることが分かった。熱処理中の熱放出の強度は,2つの分離した発熱ピークの存在により緩和された。DSC分析および環化反応の見かけの活性化エネルギーの計算を伴って,2つのピークをそれぞれイオン性およびフリーラジカル誘導機構に帰属した。P(AN/IA/AM)におけるより高い速度定数は,イオン機構が実際にフリーラジカル機構にわたって熱安定性を促進することにおいて速度論的利点を有することを示した。本研究は,合成したP(AN/IA/AM)三元共重合体が,PANベースの炭素繊維の高性能を製造するために製造パラメータを調整するためにより大きな部屋を有することを明確に示した。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 環化反応 ,  炭素繊維 ,  *熱酸化 ,  イオン ,  熱処理 ,  X線回折 ,  熱重量分析 ,  ラジカル ,  熱放射 ,  ラジカル重合 ,  熱特性 ,  示差走査熱量測定 ,  熱安定性
準シソーラス用語： 速度定数 ,  単独重合体 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 脂肪族ニトロ・ニトロソ化合物  (CF03060A) ,  酸  (CD01020O) ,  アルキン  (CF03040E) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  食品添加剤  (FJ10020H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 熱酸化 ,  安定化 ,  過程 ,  アクリロニトリル ,  イタコン酸 ,  アクリルアミド ,  構造進化