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J-GLOBAL ID:201702239879632749   整理番号:17A0896162

胎児期に高カロリー食に暴露された刺激効果へのCXCL12系の視床下部食欲促進ペプチドと子の行動に対する関与

Involvement of the CXCL12 System in the Stimulatory Effects of Prenatal Exposure to High-Fat Diet on Hypothalamic Orexigenic Peptides and Behavior in Offspring
著者 (6件):
資料名:
巻: 2017  号: May  ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: U7035A  ISSN: 1662-5153  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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胎児期に高カロリー食(HFD)に暴露されると,神経生成と食物消費と情動的行動に影響する視床下部食欲促進ペプチドの発現を刺激する。HFDは炎症を促進するとする最近の報告に従って,本報告では神経炎症ケモカインCXCL12を調べ,胎児期にHFDに暴露された動物に胎児期にCXCL12を注射し,HFDが母獣のCXCL12代謝に影響するのか,子の脳でのCXCL12系に影響するのか,また胎児期のCXCL12暴露そのものが視床下部の神経ペプチドと情動的行動に対するHFDの効果を模倣するのかについて調べた。その結果,胎児期のHFD暴露は母獣でのCXCL12の代謝レベルを有意に上昇させ,毎日のCXCL12の注射はHFDのようなCXCL12レベルの増加を誘起した。さらに胎児期のHFD暴露は有意にCXCL12とその受容体CXCR4とCSCR7を,子の視床下部室傍核(PVN)で増加させた。また胎児期HFDとCXCL12投与の強い相同性が明らかになり,両方ともPVNでの神経生成とエンケファリン(ENK)発現を刺激し,一方他の視床下部領域では影響なく,数種の行動テストから不安の増強が明らかになった。この結果は子のPVNにおけるCXCL12ケモカイン系に焦点をあて,それがPVNのENK発現神経に胎児期HFD暴露が与える影響に関わっており,また情動行動の変化に関わっている可能性を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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動物生理一般 

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