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J-GLOBAL ID：201702239902897829   整理番号：17A0618627

蛍光相関分光法によるナノ粒子への蛋白質吸着のin situ同定

In Situ Characterization of Protein Adsorption onto Nanoparticles by Fluorescence Correlation Spectroscopy

著者 (5件)： SHANG Li (Karlsruhe Inst. of Technol. (KIT), Karlsruhe, DEU) ,  SHANG Li (Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an, CHN) ,  NIENHAUS G. Ulrich (Karlsruhe Inst. of Technol. (KIT), Karlsruhe, DEU) ,  NIENHAUS G. Ulrich (Karlsruhe Inst. of Technol. (KIT), Eggenstein-Leopoldshafen, DEU) ,  NIENHAUS G. Ulrich (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, Illinois, USA)
資料名： Accounts of Chemical Research  (Accounts of Chemical Research)
巻： 50  号： 2  ページ： 387-395  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： B0966A  ISSN： 0001-4842  CODEN： ACHRE4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生体に取り込まれたナノ粒子上に形成される蛋白質吸着層「蛋白質コロナ」を調べるために,in situ技術として蛍光相関分光法(FCS)を用いた,ナノ粒子と蛋白質の相互作用の研究の発展を要約した。水可溶化発光ナノ粒子への血清蛋白質の吸着についてのin vitro FCS研究から,単一のタイプの血清蛋白質から形成されたコロナは可逆的であったが,血清などの複雑な生物学的媒体からの蛋白質吸着は完全に不可逆的であった。今後,蛋白質コロナ形成の動態的側面や分子レベルでの吸着蛋白質の詳細構造の解明が必要である。

シソーラス用語： *蛍光分光法 ,  *ナノ粒子 ,  吸着 ,  タンパク質 ,  同定 ,  *タンパク質複合体 ,  in vitro実験
準シソーラス用語： *蛍光相関分光法 ,  蛋白質吸着 ,  *蛋白質コロナ

分類 (1件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 蛍光相関分光法 ,  ナノ粒子 ,  蛋白質吸着 ,  同定