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J-GLOBAL ID：201702239908190689   整理番号：17A0185746

腎移植後の大人におけるFSGS再発

FSGS Recurrence in Adults after Renal Transplantation

著者 (1件)： RUDNICKI Michael (Medical Univ. Innsbruck, Innsbruck, AUT)
資料名： BioMed Research International (Web)  (BioMed Research International (Web))
巻： 2016  号： Nephrology  ページ： ROMBUNNO.3295618 (WEB ONLY)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U7008A  ISSN： 2314-6133  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 同種移植片における巣状分節性糸球体硬化症(FSGS)の再発は,患者の30~50%において起こり,腎臓同種移植片の生存率の低下に関連する。再発の主なリスク要因は,診断時の年齢が低いことや,末期腎疾患への急速な進行や,白色人種,および再発による以前の同種移植の喪失である。最近のデータは,循環浸透因子が足細胞の損傷およびFSGSの進行に重要な役割を果たすという仮説を支持する。管理された試験の欠如のために,再発FSGSの管理は一貫性がなく,経験に大きく依存する。血漿交換療法と高用量(静脈内)シクロスポリンによる予防的および周術的処置は,免疫抑制療法の主要な基礎となる。近年,リツキシマブによる治療は有望な結果を示している。再発性FSGSにおけるレニン-アンギオテンシン系(RAS)の活性化と進行との関連性の証拠にもかかわらず,この設定におけるRAS遮断の腎保護作用に関するデータは限られている。FSGSにおける病因の危険因子および治療上の選択肢および移植後のその再発について,さらに十分に設計された研究が必要である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *腎臓移植 ,  ヒト ,  *糸球体腎炎 ,  *再発 ,  成人 ,  予後 ,  *薬物療法 ,  モノクローナル抗体 ,  生物学的製剤 ,  分子標的治療薬 ,  血漿交換 ,  降圧薬 ,  危険因子 ,  ポリペプチド ,  シクロペプチド
準シソーラス用語： リツキシマブ ,  レニン-アンギオテンシン系阻害薬 ,  巣状分節性糸球体硬化症

分類 (2件)： 泌尿生殖器疾患の外科療法  (GM05030G) ,  泌尿生殖器疾患の薬物療法  (GM05020V)

物質索引 (1件)： シクロスポリン

タイトルに関連する用語 (4件)： 腎移植 ,  大人 ,  FSGS ,  再発