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J-GLOBAL ID:201702239922135873   整理番号:17A1962674

ランクの異なる石炭から誘導された低速熱分解生成物の評価と予測【Powered by NICT】

Evaluation and prediction of slow pyrolysis products derived from coals of different rank
著者 (7件):
資料名:
巻: 128  ページ: 156-167  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0809A  ISSN: 0165-2370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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石炭はゆっくり加熱すると(<10°C/min),Lurgi Fixed Bed Dry Bottom(FBDB)ガス化プロセスのように,ガス化装置の熱分解領域で形成された生成物をガス液,凝縮性タール,油と非凝縮性ガスを含んでいる。固定層ガス化プラントを設計する際に石炭分解挙動と共に温度プロファイルの知識は非常に重要であり,タールと組成の特性化は,広範囲に報告されているが,遅い熱分解中に生成したタール組成の予測に関する利用可能な文献は限られている。本研究の焦点は,異なるランク(褐炭B歴青~)の石炭の緩速加熱速度で加熱すると熱分解生成物収率に及ぼす温度と石炭ランクの影響を調べるために,(FLASHCHAIN~を用いた)予測チャー,タール,水とガスの収率にした。修飾Fischer検定装置をISO-647標準,すなわち520°C,720°C,920°Cのそれより高い温度での熱分解を調べるために用いたおよびタール品質はSEC-UV(サイズ排除クロマトグラフィー),GC-MS(ガスクロマトグラフィー-質量分析),SimDis(模擬蒸留)と元素分析により決定した。チャー収率のみがランク依存し,以前の研究と比較した石炭由来タール(212 415Da)の平均分子量であることが分かった。発生した揮発性物質の組成(タールとガス)に基づくランク依存性は,誘導されたタールの元素酸素と炭素含有量,ならびに酸素含有ガス(COとCO_2)の線形関係を示した。FLASHCHAIN~したチャー収率の比較的正確な予測,タールと水収率の貧弱な予測とガス収率との相関を提供しないことができた。タール組成に対するシミュレーション結果は有望不良を示した。石炭特性と熱分解生成物の収率と組成の間の相関を決定するために統計的回帰も適用した。鉱物元素(Na_2O,MgO,CaO,TiO_2とFe_2O_3)はタール収率と強い相関を持つことが分かった,鉱物質の触媒効果は石炭由来タールの生成と分解,全熱分解予測モデルの限界が重要な役割を果たしていると思われることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
石炭の物理的・化学的処理  ,  分解反応 

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