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J-GLOBAL ID:201702239926148012   整理番号:17A0981768

嫌気好気生物学的栄養塩除去システムにおける低分子量溶存有機窒素の生成とその沿岸富栄養化に対する影響

Formation of Low-Molecular-Weight Dissolved Organic Nitrogen in Predenitrification Biological Nutrient Removal Systems and Its Impact on Eutrophication in Coastal Waters
著者 (4件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 3776-3783  発行年: 2017年04月04日 
JST資料番号: B0839A  ISSN: 0013-936X  CODEN: ESTHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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脱窒素の性能を上げるために下水処理施設では従来の活性汚泥法(CAS)から生物学的栄養塩除去システム(BNR)に更新している。それにも関わらず植物プランクトンのブルームは発生し続けている。そこで実験室規模のCASと嫌気好気BNRを用いその原因を追究した。嫌気好気BNRは嫌気処理-好気処理を連続して行う回分式活性汚泥法である。BNRの溶存全窒素除去率はCASよりも高かった。しかしBNR処理水中の溶存有機窒素濃度(DON)はCASのものより50~80%高かった。またBNRの処理水中の低分子量DONはDONの80%を占めていたがCASでは50%程度であった。BNRの嫌気プロセスでは低分子量DONは減少するものの好気プロセス期に逆に増加に転じることが分かった。ついでLong Island湾の海水と処理水を4:1に混合し処理水が植物プランクトンの増殖に及ぼす影響を調べた。その結果溶存層窒素濃度は低いもののBNRの処理水の方が高い植物プランクトン増殖促進効果があった。比増殖速度とそれぞれの窒素画分の濃度との関連から低分子量DONが植物プランクトンの増殖促進に寄与していると結論した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物に対する影響  ,  水質汚濁一般  ,  下水,廃水の生物学的処理  ,  環境問題 

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