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J-GLOBAL ID：201702239929224399   整理番号：17A1090188

RNA検出のための蛍光発生鋳型反応カスケード

Fluorogenic Templated Reaction Cascades for RNA Detection

著者 (2件)： VELEMA Willem A. (Stanford Univ., California, USA) ,  KOOL Eric T. (Stanford Univ., California, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 139  号： 15  ページ： 5405-5411  発行年： 2017年04月19日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 微量の核酸を迅速に検出することは生医学的研究にとって極めて中枢的な技術であり,PCRが現在もっとも効率的なin vitroの方法として汎用されている。しかし試料前処理調製の必要性,反応温度循環,酵素使用等の分析コスト高の要因もあり,非PCRへのアプローチが検討されている。本論文では核酸の分子認識性状が二次的反応による信号形成を達成する非酵素的鋳型反応ネットワークを構築しうることを利用している。即ち本方法は二つの核酸鋳型反応の組合せから成り立つが,第一次鋳型反応は第二次反応を触媒するライゲーション産物を産生することにある。第二次反応では第一次反応で得られた産物に蛍光標識する。このような核酸鋳型ネットワークを利用して濃度依存的に標的鋳型を検出することに成功し,500アトモル(10pM)の標的核酸を単一ヌクレオチド単位で検出できることを示した。

シソーラス用語： 酵素反応 ,  *RNA【核酸】 ,  検出 ,  測光 ,  基質 ,  *鋳型反応 ,  逐次反応 ,  PCR法 ,  分子認識 ,  蛍光標識
準シソーラス用語： *ライゲーション ,  化学ルミネセンス検出 ,  蛍光発生基質 ,  *カスケード反応

分類 (2件)： 核酸一般  (EB04010U) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (4件)： RNA ,  蛍光 ,  鋳型反応 ,  カスケード