抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者らは,ひとつの情報モラル事例を,複数の登場人物の視点から見る情報モラル指導手法を提案している。手法の特徴は,(1)情報モラル事例の中心的な登場人物に加え,加害者などの視点を含めた,複数の登場人物の視点から事例を見ること,(2)事例に登場する人物の相関図を示し,相関図から自由に視点別の物語を選択できることの2点である。本研究では,提案手法に基づき,小学校高学年生を対象とした情報モラル指導用のWeb教材「情報モラルそうかんず」を開発した。教材を構成する物語は,言葉では表現しづらい登場人物の心情や行動を表現するためにマンガを利用した。また本研究では,開発した教材を用いて,小学校6年生の児童を対象に授業実践を行い,提案手法から得られる効果を検証した。その結果,開発した教材を用いた授業案が構成可能であること,提案手法から得られる効果として,(1)学習者が加害者の視点から新たな知見を得られること,(2)相関図から自由に物語を選択させる手法により,登場人物の役割を把握しながら学習者が主体的に楽しく学習に取り組めることが明らかとなった。(著者抄録)