文献

J-GLOBAL ID：201702239960366285   整理番号：17A1302031

領域海洋モデルで得られた北太平洋における¹³⁷Csの現況

著者 (4件)： 坪野考樹 (電力中央研 環境科研) ,  三角和弘 (電力中央研 環境科研) ,  津旨大輔 (電力中央研 環境科研) ,  青山道夫 (福島大 環境放射能研)
資料名： 地球環境シンポジウム講演集  (Proceedings of the Symposium of Global Environment)
巻： 25th  ページ： 29-31  発行年： 2017年09月06日 
JST資料番号： L1832B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大気圏核実験・福島第一発電所事故(F1INPP)等で北太平洋に流入した¹³⁷Csの海域の拡散形態を把握するために,領域モデルである領域海洋モデルROMSを用いて,1945年から2020年までの北太平洋における¹³⁷Csの計算を実施した。2017年9月の北太平洋の表層における¹³⁷Csはごく一部の海域を除いて,約1~1.5Bq m^-3の間で広く分布し,事故前と同程度の濃度となった。F1NPP事故前後の¹³⁷Cs濃度の低減について半減期を検討した結果,事故により一時的に表層で総量が増えたが,表層では中層と比べて総量の低減が大きく,表層から中層への移行する様子が分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： 原子炉事故 ,  実験 ,  核爆発 ,  *セシウム137 ,  北太平洋 ,  放射能汚染 ,  *放射性物質 ,  *海洋汚濁 ,  半減期 ,  海面 ,  *海洋モデル ,  空間分布
準シソーラス用語： 福島原発事故 ,  核実験 ,  *地域海洋モデル

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  海洋汚濁  (SB02040B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 海洋モデル ,  北太平洋 ,  137Cs