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J-GLOBAL ID:201702240068273428   整理番号:17A1480198

ゼラチンクリオゲル足場を用いた肝細胞様細胞への分化中の脂肪由来間葉系幹細胞の増強【Powered by NICT】

The enhancement of differentiating adipose derived mesenchymal stem cells toward hepatocyte like cells using gelatin cryogel scaffold
著者 (5件):
資料名:
巻: 491  号:ページ: 1000-1006  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肝臓組織工学は適切な細胞と生物学的に適合した足場を利用して失われたあるいは損傷を受けた肝臓の機能を回復または改善するための機能的組織を開発するための有望な方法論を生成する。本論文では,in vitroでの3Dゼラチン足場に対するヒト脂肪由来間葉系幹細胞(hADSC)の肝臓形成潜在力を研究した。この目的のために,間葉系幹細胞は,ヒト脂肪組織から分離し,フローサイトメトリー解析と中胚葉系譜分化能により特性化した。多孔質クリオゲル足場は架橋剤としてグルタルアルデヒドを用いてゼラチンをcryogelatingにより作製した。足場の構造だけでなく,細胞の接着と増殖は,走査型電子顕微鏡(SEM)分析とMTTアッセイでそれぞれ測定した。2Dおよび3D培養系に及ぼすhADSCの肝臓分化の効率は形態学的,細胞学的,分子的及び生化学的アプローチを用いて評価した。フローサイトメトリーの結果に基づき,単離した細胞はhMSC特異的マーカーに対して陽性であり,造血マーカーに陰性であった。さらに,これらの細胞の多分化能は,脂肪生成および骨形成分化により確認し,足場の高度に多孔質の構造をSEM画像によって特性化した。生体適合性は,作製したゼラチン足場で観察され,hADSCの接着と増殖は,細胞毒性効果なしで促進された。添加では,2D TCPSと比較して,作製した足場は,肝細胞特異的マーカーのより高い発現と尿素生合成とグリコーゲン貯蔵のレベル増加のような適切な機能特性を持つ肝細胞様細胞に対するhADSCの分化を促進するが,より適切な微小環境を提供した。最後に,作成された3Dゼラチン足場は,hADSCの肝分化,肝臓組織工学応用のための考えられるのための適切なマトリックスを提供することができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
分類
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細胞生理一般 

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