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J-GLOBAL ID:201702240169026012   整理番号:17A1959054

背側線条体αCaMKIIのダウンレギュレーションは線条体関連認知およびシナプス障害を引き起こす【Powered by NICT】

Down-regulation of dorsal striatal αCaMKII causes striatum-related cognitive and synaptic disorders
著者 (7件):
資料名:
巻: 298  号: PA  ページ: 112-121  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0094B  ISSN: 0014-4886  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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αカルシウム/カルモジュリン依存性蛋白質キナーゼII(αCaMKII)は背側線条体に豊富に発現するセリン/トレオニン蛋白質キナーゼであり,皮質線条体シナプス可塑性に関与する高度にである。それにもかかわらず,現在かどうかとαCaMKIIは線条体関連神経障害において果たしているかは不明のままである。上記問題に対処するために,レンチウイルス媒介低分子ヘアピンRNA(shRNA)をマウスの背側線条体におけるαCaMKII遺伝子の発現を抑制した。背側線条体αCaMKII発現のダウンレギュレーションの結果として,水断面迷路におけるロータロッドと応答学習を加速する欠陥運動技能学習を観察した。さらに,背側線条体関連認知障害と相関する,皮質線条体基底伝達および長期増強(LTP)もαCaMKII shRNAマウスで検出された。以上の結果と一致して,αCaMKII shRNAマウスはα-アミノ-3-ヒドロキシ-5-メチル-4-イソオキサゾールプロピオン酸受容体(AMPAR)のGluA1Ser831とGluA1Ser845リン酸化レベルの著しい低下,N メチル d アスパラギン酸受容体(NMDAR)サブユニットNR1、NR2AおよびNR2Bの発現レベルの減少を示した。まとめると,αCaMKIIダウンレギュレーションは皮質線条体シナプス可塑性,AMPARとNMDARの機能不全に起因しを阻害することにより背側線条体関連認知障害を引き起こした。著者らの知見は,初めて線条体関連神経障害におけるαCaMKIIの重要な役割を示し,皮質線条体LTPは背側線条体関連認知の様相の基礎をなすという命題のためのさらなる証拠を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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