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J-GLOBAL ID:201702240216730956   整理番号:17A0615479

マイクロブーディン化した柱状粒子の比率と遠方場差応力との関係:古差応力解析のための数値モデル

The relationship between the proportion of microboudinaged columnar grains and far-field differential stress: A numerical model for analyzing paleodifferential stress
著者 (3件):
資料名:
巻: 112  号:ページ: 25-30(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0150B  ISSN: 1345-6296  CODEN: JMPSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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マイクロブーディンによる古ピエゾメトリーは,1試料当たり数百個の粒子を測定して遠方場差応力の信頼できる推定値を得るための強力な試みである。この過程は,変成帯内の多数の試料の応力解析に特に時間を要する。本稿では,応力推定過程の改良と促進のために,粒子の形状データを用いてマイクロブーディン化した柱状粒子の比率(p)と遠方場差応力(σ0)との関係を計算するという数値モデルを提案する。我々のモデルは最弱リンクセオリーと剪断-遅れモデルを結合させる。最弱リンクセオリーは粒子の破壊強度を導き出すのに用いられ,一方剪断-遅れモデルは一粒子内の差応力(σ)とσ0の間の関係を決定するのに用いられる。σが粒子内のある特定の点におけるその破壊強度より高い場合,無傷の粒子はマイクロブーディン化した粒子になる。ここで,我々はσ0が0から20MPaまで増加する間の全ての無傷粒子のpを計算した。この計算から,pとアスペクト比のモデル分布及び実測分布は,無傷粒子及びマイクロブーディン化した粒子の両者と似たパターンであることが示される。pの値はσ0の増加とともに増加し,σ0=20MPaで粒子の70%がマイクロブーディン化する。これらの結果から,我々のモデルはマイクロブーディン化した柱状粒子についての観察データの再現が可能であること,pとσ0の間の関係から差応力の大きさの見積もりが可能で,広範なアスペクト比を有する数百個の粒子の粒径データの測定を必要としないことが示唆される。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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地質構造・テクトニクス 
引用文献 (23件):
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