抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本連載の今回は,BFPA/P5で推奨するフィルターの設置位置及び大きさの選定方法について解説した。まず,フィルターの設置位置として,固体コンタミナントによって突発故障を起こす可能性がある場合は油圧機器の直前,固体コンタミナントの発生源又は侵入源がある場合はその直後,作動油の流れの多いラインではできるだけポンプの吐出量と同等又は近い流量が流れる箇所,とすると述べた。次に,フィルターの大きさ設定方法に触れ,フィルターの大きさ選定の目安と共に,BFPR P5で推奨する方法も参考にして,フィルターの大きさを設定すると説明した。最後に,その他の注意事項として,1)使用する作動油との流体適合性,2)フィルターエレメントのつぶれ又は破裂圧力,3)フィルターエレメントの流れ疲労,4)油圧システム内での逆流発生有無,を取り上げて説明した。