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J-GLOBAL ID:201702240302734824   整理番号:17A0000571

日本沿岸海洋モデリングにおける流域雨量指数の有用性に関する検証

著者 (6件):
資料名:
巻: 83  ページ: S33-S45 (WEB ONLY)  発行年: 2016年11月30日 
JST資料番号: U0430A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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気象研究所海洋・地球化学研究部では「日本沿岸海況監視予測システム」を開発中である。同システムにおける沿岸海洋の正確なモデリングのためには,高品質な河川流量データが必要不可欠である。当研究部では河川流量データとして気象庁予報部予報課により作成されている流域雨量指数の活用を検討している。流域雨量指数に基づく一級河川流量は観測に比べやや過大評価となるものの,季節変動パターンを良く再現している。また観測の困難な中小河川の寄与を取り入れることが可能になる。そこで本研究では沿岸海洋モデルMRI.COM-Seto(以後瀬戸内海モデル)を用い,流域雨量指数の有用性に関する試験的感度実験を行った。その結果,流域雨量指数に基づく河川流量を課した場合,瀬戸内海海面塩分場の季節変動が再現でき,海面塩分場の再現性が向上することが示された。また,将来的に必要となる沿岸海況予測の際には,30時間後までの流域雨量指数予測値を利用することができる。しかしながら,現在流域雨量指数には融雪水の寄与が含まれていない。従って,融雪水が重要となる東北地方日本海側等では今のところ取り扱いに注意が必要であるが,流域雨量指数は総じて日本沿岸海洋モデリングにとって有用性の高いデータセットであると言える。(著者抄録)
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分類 (2件):
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海水の物理的性質  ,  河川調査・計画 
引用文献 (10件):

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